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2020年 第42回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 関東地区予選 決勝 vs群馬FCホワイトスター

2020年9月27日(日) 11:00キックオフ @SFAフットボールセンター vs群馬FCホワイトスター
早稲田 0 0 – 1
0 – 0
1 群馬FC
  得点 (35分)
  警告・退場 (75分)
6 シュート 3
8 GK 13
7 CK 3
6 直接FK 4
6 間接FK 5
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 鈴木 佐和子
DF 4 船木 和夏
DF 25 後藤 若葉
DF 28 浦部 美月
DF 29 堀内 璃子
MF 6 並木 千夏
MF 10 村上 真帆
MF 11 松本 茉奈加
MF 14 加藤 希
FW 7 高橋 雛
FW 9 廣澤 真穂
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 21 近澤 澪奈
DF 17 真田 彩葉
DF 19 井上 萌
DF 22 吉野 真央
MF 5 阪本 未周
MF 26 笠原 綺乃
MF 27 三谷 和華奈
選手交代
OUT IN
50 松本 茉奈加 吉野 真央
60 並木 千夏 井上 萌
60 加藤 希 三谷 和華奈

この試合の戦評

皇后杯関東地区予選の決勝戦が行われた。対する相手は、ともに関東リーグ1部に所属する群馬FCホワイトスター。昨年の関東リーグでは、前期に敗れ、後期には勝利するという結果で終わった相手である。4連覇がかかる一戦、全員が最善の準備をしチーム一丸となって試合に臨んだ。

前半は、ア女ボールでキックオフ。ルーズボールに対してのセカンドの対応が非常に早く、シンプルな攻撃で裏を狙ってくる相手に対し、距離間を意識してセカンドボールを拾い、リズムを掴んでいくア女。そこから落ち着いて繋ぎ、相手の背後を狙っていく。開始序盤から、積極的な仕掛けや、シュートの意欲をみせ徐々に勢いをつけるア女。ボールを保持する時間が多くある中、流動的な攻撃でゴールへ迫っていく。20分にはチャンスが生まれる。7髙橋から中央の9廣澤へパスが渡り、シュートを放つが惜しくもポストに阻まれる。22分には、ペナルティエリア付近でFKを与えてしまう。良いボールを上げられるも、1鈴木がファインセーブを見せ、簡単にネットを揺らさせない。その後、相手のショートカウンターを受けそうになるが、素早い切り替えでボールを奪い、相手に自由を与えない。31分、3度目のコーナーキックを獲得する。10村上のボールに4船木が合わせるも、惜しくもバーを越える。相手陣でプレーする時間帯が多い中、34分、背後に蹴られたボールに反応され、そのまま失点。その後もア女の攻撃が続くが、0-1で前半は終了。

HTには、点を取りに行くために、積極的にシュートを狙うことや球際の強さ、切り替えを意識することを共有。そして、全員で円陣を組み、もう一度気合いを入れ後半に臨む。後半開始から、再び勢いをつけていくア女。43分、4船木の積極的な仕掛けからコーナーキックを獲得する。9廣澤が頭で合わせるも、惜しくもブロックされる。ア女がボールを支配していく中で、ボールを失いかけてもDFラインを中心に素早く回収し、再びマイボールにしていく。47分、テンポの良い崩しから11松本にボールが渡る。クロスを上げ10村上が滑り込むも、あと一歩が届かない。50分、11松本→22吉野の交代を行う。59分には、相手キーパーのキャッチミスでこぼれたボールに9廣澤が反応するも、相手DFの素早い戻りにゴールを阻まれる。60分、6並木→19井上、14加藤→27三谷の交代を行い、最後の勢いをつける。相手は時が経つにつれ、ブロックを引きゴール前を固めてくる。それに対してア女は、サイドからのクロスなどでゴールに迫っていく。その後も、27三谷の積極的な仕掛けによりコーナーキックを多く獲得するが、得点には至らない。ゴール前に人数をかけ最後の攻撃を仕掛けるが、0-1のまま試合終了。

ボール支配率は完全にア女が上回っていたものの、少ないチャンスをものにされ敗戦となった。多くのチャンスを作れたことは成果としてあるが、ゴール前の精度や決定力不足が今後の課題となったことは否めない。チームとしては勿論のこと、個々の修正点にも目を向けて積み上げていきたい。

この試合の写真一覧

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