早稲田 | 5 | 4 – 1 1 – 1 |
2 | 愛知東邦 |
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(6分)船木 和夏 (32分)小林 菜々子 (34分)蔵田 あかり (46分)廣澤 真穂 (59分)村上 真帆 |
得点 | (11分) (76分) |
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警告・退場 | ||||
8 | シュート | 5 | ||
4 | GK | 8 | ||
8 | CK | 4 | ||
9 | 直接FK | 10 | ||
2 | 間接FK | 7 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 16 | 川端 涼朱 |
DF | 3 | 中田 有紀 |
DF | 4 | 小林 菜々子 |
DF | 31 | 井上 萌 |
DF | 35 | 船木 和夏 |
MF | 8 | 高瀬 はな |
MF | 10 | 村上 真帆 |
MF | 11 | 松本 茉奈加 |
MF | 13 | 蔵田 あかり |
FW | 9 | 山田 仁衣奈 |
FW | 34 | 廣澤 真穂 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 33 | 近澤 澪菜 |
DF | 5 | 源関 清花 |
DF | 6 | 佐々木 呼子 |
MF | 12 | 並木 千夏 |
MF | 17 | 阪本 未周 |
MF | 19 | 桝田 花蓮 |
MF | 32 | 高橋 雛 |
分 | OUT | IN |
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55 | 中田 有紀 | 源関 清花 |
55 | 蔵田 あかり | 阪本 未周 |
64 | 村上 真帆 | 桝田 花蓮 |
64 | 山田 仁衣奈 | 高橋 雛 |
81 | 高瀬 はな | 並木 千夏 |
この試合の戦評
第28回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)の2回戦が、兵庫県のみきぼうパークひょうご第2球技場で行われた。対する相手は、1回戦を勝ち上がってきた、東海第2代表の愛知東邦大学。王座奪還に向け良いスタートを切るためにも、初戦は重要なゲームになる。東伏見に残る仲間達をはじめ、ア女を支える全ての人の思いを胸に、全員で勝利を目指し臨んだ。
前半は相手ボールでキックオフ。徹底した前線からのプレスと激しい球際が強みの相手に、勢いをつけさせないよう、立ち上がりはシンプルに大きなプレーでゴールに向かう。雨の影響により、非常にスリッピーなピッチコンディションの中、集中力を高めサイドから攻撃の糸口を探る。すると7分、8高瀬のピンポイントのCKに4小林が頭で合わせると、最後はゴール中央で35船木が押し込み先制に成功する。早くに得点し、ア女が主導権を握るかにみえたが、その4分後、自陣での縦パスをカットされると、前に出ていたGKの頭上を越すロングシュートを決められ失点。すぐさま同点に追い付かれてしまう。その後は、ボールを保持しながら攻撃にかかろうとするが、相手の寄せの速さと激しい球際に苦しみ、スムーズに前進できない。それでも、テンポの速い繋ぎからサイドの裏へボールを送り、徐々に相手ゴールへ迫っていく。22分には、9山田が相手を交わしミドルシュートを放つが、相手に当たりゴールとはならない。相手陣地深くまで入る回数が増え、この流れで得点が欲しいア女。すると31分、左サイドを抜け出した13蔵田が仕掛け、CKを獲得。8高瀬のCKから、4小林が打点の高いヘディングで決め、待望の追加点をあげる。さらに2分後、9山田の絶妙なスルーパスに抜け出した13蔵田が、GKとの1対1を冷静に流し込み、3-1とさらにリードを広げる。スリッピーなピッチでは何が起こるか分からない為、立て続けの得点に安堵する間も無く、集中を欠かないよう声を掛け合いながら戦うア女。前半終了間際には、またも8高瀬のCKから、今度は村上が頭で合わせ、そのこぼれ球を34廣澤が押し込み得点。4-1で前半を終える。
HTには、ビルドアップではまらないよう、サイドや前線で流動的にポジションを取ることや、足元への寄せが強い相手に対して、積極的に背後のスペースを狙うことなどを確認。後半も相手は前からプレスをかけ、素早いカウンターで得点の機会を窺う。ア女は、中盤でセカンドボールをしっかり拾い、相手の攻撃の芽を摘んでいく。55分には、3中田→5源関、13蔵田→17阪本の交代を行う。フレッシュな選手を投入し勢いをつけたいア女。するとその3分後、相手GKが味方のバックパスをキャッチし、間接FKを獲得。34廣澤の素早いリスタートから、パスを受けた10村上が確実に決め、追加点。5-1とする。64分には、9山田→32髙橋、10村上→19桝田の交代を行う。点差が開いてはいるが、相手のプレスや球際は衰えず、気の抜けない時間が続く。勢いのある相手とピッチコンディションを考慮し、ア女はリスクの低いプレー選択で試合を運ぶ。しかし77分、右サイドからクロスを上げられると、ヘディングで合わせられ失点。5-2とされる。81分には、8高瀬→12並木の交代を行う。これ以上の失点は避けたいア女。ロングボールを多用する相手の猛攻に苦しみながらも、粘り強く跳ね返し続ける。また、前がかりになった相手に対して、奪ってカウンターを仕掛けようとするが、なかなかシュートまで持ち込めない。それでも、最後まで攻守にわたりアグレッシブに戦い続け、5-2で試合終了。
ついに開幕したインカレ。初戦の難しさ、プレッシャーを乗り越え、大量得点で勝利を掴み取ることができた。相手の勢いやラフプレーにも受け身にならず、またピッチコンディションの悪さにもしっかり順応し、90分間強い気持ちで戦い続けたことが勝利に繋がった。中1日で準々決勝を控え、限られた時間の中ではあるが、失点をはじめ、修正すべき点はしっかりと確認をしていく必要がある。今シーズン積み重ねてきたものを信じ、大きなプレッシャーも、信じて待つ仲間の思いも力に変え、頂に向かってチャレンジし続けたい。
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