早稲田 | 3 | 1 – 1 2 – 0 |
1 | 吉国大C |
---|---|---|---|---|
(31分)高橋 雛 (59分)松本 茉奈加 (90+3分)蔵田 あかり |
得点 | (17分) | ||
(47分)中條 結衣 | 警告・退場 | |||
10 | シュート | 4 | ||
9 | GK | 11 | ||
1 | CK | 2 | ||
7 | 直接FK | 7 | ||
2 | 間接FK | 1 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 16 | 川端 涼朱 |
DF | 3 | 中田 有紀 |
DF | 4 | 小林 菜々子 |
DF | 5 | 源関 清花 |
MF | 7 | 中條 結衣 |
MF | 8 | 高瀬 はな |
MF | 10 | 村上 真帆 |
MF | 11 | 松本 茉奈加 |
MF | 17 | 阪本 未周 |
MF | 32 | 高橋 雛 |
FW | 30 | 土居 明日香 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 33 | 近澤 澪菜 |
DF | 27 | 黒柳 美裕 |
DF | 31 | 井上 萌 |
DF | 36 | ブラフ シャーン |
MF | 12 | 並木 千夏 |
MF | 13 | 蔵田 あかり |
MF | 19 | 桝田 花蓮 |
分 | OUT | IN |
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45 | 土居 明日香 | 蔵田 あかり |
80 | 高瀬 はな | 桝田 花蓮 |
89 | 阪本 未周 | 並木 千夏 |
この試合の戦評
第41回全日本女子サッカー選手権大会(皇后杯)1回戦が、富山県総合運動公園陸上競技場で行われた。対する相手は現在、チャレンジリーグに所属している、吉備国際大学Charme岡山高梁。今季の目標である皇后杯ベスト8を達成する為にも、結果に拘りチーム一丸となって臨んだ。
前半はア女ボールでキックオフ。開始早々、相手ゴールキックのセカンドボールを拾った30土居がシュートを放つが、惜しくも枠を外す。主導権を握れそうにみえたア女だったが、相手のハイプレスと、徹底してロングボールを放り込む攻撃に押されリズムを掴むことができない。DFラインがしっかり準備してロングボールを弾くが、セカンドボールでの相手の出足が速く、なかなか攻撃に繋げられないア女。また、ラインが高く、コンパクトに守る相手に、上手くボールを動かすことができない。17分には、自陣でのパスミスを奪われると、そのままシュートを打たれ、失点。悪い流れを断ち切りたいア女。相手の背後を狙い大きな展開を増やすも、味方同士の距離感が悪く、思うように攻めることができない。それでも、積極的にシュートを放ち、徐々に良い流れを作っていく。すると、31分、11松本がドリブルで中央を突破し、右サイドの17阪本にパス。それをダイレクトでゴール前に送り、最後は32髙橋が冷静に流し込み、得点。1-1とする。この勢いのまま、追加点の欲しいア女だったが、相手の素早いプレスと粘り強い守備に阻まれる。一進一退の攻防が続き、両者追加点が奪えないまま、1-1で前半終了。
HTには、縦に急がず落ち着いてビルドアップすることや、攻撃時のリスク管理などを確認。また、選手間で細かなイメージのすり合わせも行い、逆転を狙う。さらに、流れを変えるべく、30土居→13蔵田の交代を行い、後半に臨む。後半は、11松本をトップに置き、ラインの高い相手の背後を積極的に狙っていく。前半よりも相手陣地でボールを動かす時間が増え、徐々にペースを掴むア女。すると、59分、4小林から縦パスを受けた32髙橋がターンし、11松本へパス。11松本が左足を振り抜き放ったシュートは、右のサイドネットに突き刺さり、ゴール。ついに逆転に成功する。このまま勝ち切りたいア女は、追加点を狙いながらも、確実に失点を防ぐべく、より一層守備の集中力を高める。前半よりも落ち着いてボールを回す時間は増えたが、変わらず蹴り込んでくる相手に対し、少しも気を抜けない時間が続く。80分には、8高瀬→19桝田の交代を行う。終盤に入り、相手の守備にも疲れが見え、陣形が崩れ始める。それによってできたギャップを上手く使い、攻め続けることで相手の攻撃機会を減らすア女。89分には17阪本→12並木の交代を行う。相手は得点を奪いに攻めてくるも、最後まで集中を切らさずにはね返し、得点は許さない。90+3分には、4小林からのロングボールに抜け出した11松本がクロスを上げる。ゴール前で32髙橋が潰れ、そのこぼれ球を13蔵田が押し込み、追加点。3-1とリードを広げ、そのまま試合終了。
負けたら終わりのトーナメント戦で、先制を許し、難しい展開となったが、東伏見に残る仲間も含め、チーム全員の想いを力に、なんとか逆転勝利を収めた。しかし、効果的なビルドアップや、セカンドボールの予測など課題も残るゲームであった。来週は再び関カレの2試合がある。連戦となるが、少しでも課題を修正し、より質の高いゲームができるよう、チーム全員で良い準備をしていきたい。
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