JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第17節 vs立正大学

この試合の戦評

惜しくも敗れた前節の桐蔭横浜大学戦を経て迎えた今節。残留に向けて絶対に負けることは許されない。今節対戦する立正大学は、現在3位（試合前時点）と力のあるチームであり、この1週間万全の対策を行い臨んだ。

前半立ち上がり、両チーム共に慎重に試合に入り、ロングボールが多くなる。そんな中、早稲田は前線で24鈴木郁がボールを収め、最終ラインでは3大桃、17工藤が相手FWに競り勝ち徐々にボールを持てる時間が長くなる。前半15分18西堂が個人技でゴール前に切り込んでいくが、惜しくもシュートを打つことができない。その後、早稲田はボールを握るものの、中々決定機を作り出すことができない。対する立正はシンプルに早稲田守備陣の背後を突こうとするが、GKの31上川を中心に危なげなく対応する。そのまま両者共に得点は決まらず前半は0-0で折り返す。

後半立ち上がり、早稲田は24鈴木郁を起点に攻撃を仕掛ける。すると、後半7分3大桃からのロングボールで18西堂が抜け出しクロスをあげる。中央で待っていた24鈴木郁がきっちり合わせ先制に成功する。しかし、後半13分一瞬の隙を突かれ、立正13のスルーパスから10に技ありのシュートを決められてしまい、すぐに同点に追いつかれる。その後は、立正にボールを握られ、耐える時間帯が続く。そんな状況を打開するため、後半20分早稲田は35梁、8杉田を投入する。依然として立正にボールを握られる時間が続くが、カウンターで勝機を伺う。すると後半44分8杉田が中央を独力でドリブル突破し、相手キーパーとの1対1も落ち着いて流し込み、待望の逆転ゴールを決める。その後は、チーム全員で守り切り勝ち点3を獲得した。

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