JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第11節 vs筑波大学

この試合の戦評

早慶戦を経てリーグ戦が再開したものの、2戦2敗で10位に沈む早稲田。一方今節の相手は筑波大学。非常に精度の高いパスワークで怖い攻撃を仕掛けてくるものの、早稲田と同様に直近の試合は2戦2敗。前期最終節、何が何でも勝利をおさめたい。前半立ち上がりから積極的なハイプレスとサイド攻撃で相手陣内に押し込む。特に22神山が左サイドを切り裂きチャンスを作る。その後筑波大が徐々にボールを保持しペースを握る。そんな中、前半27分、早稲田4鍬先が相手ペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。それを7金田が冷静に決め先制に成功する。その後も早稲田がボールをあまり握れず、筑波大が試合を支配する展開となる。サイドから何度もクロスを上げられピンチを招くも、早稲田DF陣が集中して守り抜き前半を折り返す。

後半も筑波大が試合のペースを握り、サイドや中央など様々な場所から攻撃を仕掛けてくる。しかし、早稲田4鍬先、7金田、8栗島を中心に中央を締め決定機を作らせない。逆に早稲田はボールを奪うと鋭いカウンターでチャンスを作る。そして後半21分、早稲田6阿部のクロスに42藤沢が頭で合わせ追加点を奪う。相手に押し込まれながらも焦れずに耐えた結果が出た。しかし筑波大を選手交代で流れを変えようと試みる。後半31分には筑波大20のクロスを、ファーサイドで7に押し込まれ1点を返される。その後同点に追いつかれる雰囲気があったものの、GK1笠原と早稲田守備陣の集中した守りで追加点を与えずそのまま試合終了。

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