2019年 第25回関東女子サッカーリーグ 第8節 vs尚美学園大学

この試合の戦評

関東リーグ第8節。尚美学園大学との試合がアウェイで行われた。後期開幕とともに勢いに乗りたいア女。内容ももちろんだが結果にも強くこだわり試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。試合開始序盤からア女が主導権を握り、試合を優位に進めていく。相手は前線からハイプレスをかけることはあまりなく、引いてブロックを作りながら守備をしてくる。それに対し、ア女は左右にボールを散らし、相手を揺さぶりながら攻撃を仕掛ける。その中でも特にサイドバックのオーバーラップを含めたサイド攻撃を有効活用しながら相手ゴールに迫る。すると13分、左サイドからの攻撃でCKを獲得する。キッカー8高瀬から5船木がヘディングで合わせ一度は相手DFに阻まれるも、そのこぼれ球を10村上が押し込みゴール。1-0と幸先よく先制する。試合中盤になるにつれ、攻撃にリズムが出てくるア女。左右だけでなく前後への揺さぶりも増やしチャンスを作る。29分には、8高瀬からの縦へのスルーパスに反応した34廣澤がGKをかわしシュートを放つも、戻ってきた相手DFにゴールラインギリギリでクリアされる。そして試合終了間際の45+1分、今度は10村上からの縦へのスルーパスに反応した11松本が、そのままクロスを上げ34廣澤が合わせゴール。2-0と追加点を挙げたところで前半は終了。

HTには、攻撃時のポジショニングやよりシンプルにプレーすることを確認し後半に臨む。後半もア女ペースで試合を進めていく。前半同様、サイドバックを含めたサイド攻撃を果敢に行い、相手ゴールに迫る。すると54分、右サイドをオーバーラップした36ブラフのクロスに11松本が潰れ、そこに走りこんできた10村上がシュートをゴールネットに突き刺しゴール。3-0とする。ア女のディフェンスラインも集中した守備を見せる。57分、低い位置での相手FKから混戦の末、相手が弾丸シュートを放つも5船木の渾身のヘディングでゴールを割らせない。65分には32高橋→30土居、73分には11松本→17阪本、10村上→7中條、77分には36ブラフ→5源関と次々にフレッシュな選手を投入し、さらに攻撃に勢いをつける。すると84分、CKのキッカー7中條から5船木の高い打点のヘディングで追加点を取り、4-0とする。85分、8高瀬→14田中の交代を行う。ア女の攻撃は最後まで止まらない。試合終了間際の90+2分、右サイドを崩し17阪本がクロスを上げ、34廣澤が押し込み駄目押しの5得点目をあげる。5-0となり試合は終了。

今回の試合は終始集中力を切らさず、また最後まで足を止めることなくハードワークすることができた。この勢いを止めることなく、次節も全員で勝利を目指し準備していきたい。

この試合の写真一覧

画像をクリックして拡大画像をご覧ください。（拡大画像をクリックすると元に戻ります）