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2018年 第27回全日本大学女子サッカー選手権大会 準々決勝 vs徳山大学

2018年12月27日(木) 13:40キックオフ @みきぼうパークひょうご第2球技場 vs徳山大学
早稲田 1 1 – 0
0 – 0
0 徳山
(36分)柳澤 紗希 得点  
  警告・退場 (20分)
(40分)
(85分)
15 シュート 4
8 GK 17
14 CK 4
14 直接FK 13
1 間接FK 2
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 木付 優衣
DF 2 渡部 那月
DF 3 中田 有紀
DF 4 三浦 紗津紀
DF 23 源関 清花
MF 6 柳澤 紗希
MF 7 村上 真帆
MF 9 山田 仁衣奈
MF 11 熊谷 汐華
MF 20 中條 結衣
FW 12 山田 彩未
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 16 鈴木 佐和子
DF 24 佐々木 呼子
MF 8 大井 美波
MF 13 高瀬 はな
MF 17 松本 茉奈加
MF 33 蔵田 あかり
FW 10 河野 朱里
選手交代
OUT IN
57 山田 彩未 河野 朱里
70 山田 仁衣奈 松本 茉奈加
90+2 村上 真帆 大井 美波

この試合の戦評

第27回全日本大学女子サッカー選手権大会が兵庫県のみきぼうパークひょうご第2球技場で行われた。準々決勝の対戦相手は徳山大学。徳山大学は、攻撃面ではボールを持ったら前線にロングボールを蹴る、守備面では終始プレッシャーをかけ続ける、というサッカーが徹底されている。インカレ開幕戦から中1日での試合となったが、全員が気を引き締めて試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。相手は前日のスカウティングミーティング通り、ボールを持った選手は基本的に前線に大きくロングボールを蹴ってくる。それに対してア女も、自由にボールを蹴らせないよう前線からプレッシャーをかけ、ボールを奪いに行く。16分、前線からのハイプレスが効きCKを獲得する。CKから混戦状態が続き最後は7村上がシュートを放つが、惜しくもバーに阻まれる。また、相手は守備の際、ボールに強く寄せ、かつコンパクトに守備をするため、ア女はダイレクトプレーや逆サイドへの展開をしながらゴールを目指す。すると36分、好位置でFKを獲得する。6柳澤のキックが相手ゴールファーサイドに吸い込まれ待望の先制点をとる。1-0とする。前半のうちに追加点を取りに行きたいところだがこのまま1-0で前半終了。

HTには、ア女の攻守においての戦い方を確認する。また、この試合では風が強く吹いていたため、風を利用した攻撃をすることを確認し後半に臨む。後半は風上の中での試合となる。前半よりもシュートが風に乗るため、遠くからのミドルシュートをチームとして意識するが、なかなか点が決まらない。57分、12山田彩→10河野の交代を行い、追加点を狙いにいく。試合中盤になってくると、相手ディフェンスラインとボランチのラインの間のギャップが生まれてくる。ア女は、そのギャップを使い相手を中央に寄せ、サイドの選手をよりフリーにし、スピードを生かしたサイド攻撃を仕掛ける。そしてCKを連続4本獲得するなど、相手ゴールに迫るも得点までが一歩遠い。相手も攻撃の勢いを止めることなく、攻め続ける。63分、相手FKから攻め込まれシュートを打たれるが、キーパー正面。70分、9山田仁→17松本の交代を行い、追加点を狙う。しかし、ゴール前までは攻めるがなかなか点が決まらない時間帯が続く。相手も特にゴール前は体を張った守備をし、失点を許さない。90+2分、7村上→8大井の交代を行い、そのまま1-0で試合終了。

今回の試合で勝利したことで、4連覇へまた一歩近づくことができた。しかし勝利はできたものの、ア女のサッカーをする時間帯は少なく、決めきるところで決めきられず苦しい展開が続いてしまったことが課題として残った。次の準決勝まで約3週間空くため、今一度自分たちのサッカーを見直し、修正し、さらに完成度を高めて準決勝に臨めるように日々の練習に取り組んでいきたい。

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