早稲田 | 2 | 2 – 1 0 – 0 |
1 | 東京国際 |
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(35分)相馬 勇紀 (42分)岡田 優希 |
得点 | (7分) | ||
警告・退場 | (83分) | |||
11 | シュート | 9 | ||
8 | GK | 6 | ||
3 | CK | 7 | ||
15 | 直接FK | 11 | ||
1 | 間接FK | 3 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 1 | 小島 亨介 |
DF | 2 | 牧野 潤 |
DF | 3 | 大桃 海斗 |
DF | 6 | 冨田 康平 |
DF | 17 | 工藤 泰平 |
MF | 4 | 鍬先 祐弥 |
MF | 7 | 金田 拓海 |
MF | 8 | 栗島 健太 |
MF | 10 | 岡田 優希 |
MF | 11 | 相馬 勇紀 |
FW | 9 | 武田 太一 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 31 | 上川 琢 |
DF | 12 | 小笠原 学 |
MF | 13 | 高岡 大翼 |
MF | 14 | 藤沢 和也 |
MF | 22 | 神山 皓亮 |
MF | 34 | 田中 雄大 |
FW | 15 | 直江 健太郎 |
分 | OUT | IN |
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79 | 栗島 健太 | 藤沢 和也 |
87 | 工藤 泰平 | 高岡 大翼 |
この試合の戦評
前節、2位筑波大学との頂上決戦で0-0と引き分け、熱い戦いを繰り広げた早稲田。小島をはじめ最終ライン、チーム全体が奮闘し無失点に抑えることができた。大敗を喫した東洋大学戦から、守備面の成長を結果として示すことができた。この一週間は、ゴールを決めきるということをテーマに練習に取り組んできた。今節の相手は、前期勝ちきることができなかった東京国際大学である。FWを起点としたパワーのある攻撃を仕掛けてくる。順位に関係なく侮ることのできない相手である。内容も然ることながら、「勝ち」という結果にこだわることが求められた。
前半立ち上がりに早くも試合が動く。前半7分、ロングボールに反応した東国大9がDFを背負いながらボールを収める。そこから反転するとそのまま右足を振り抜かれ、失点してしまう。その後も負ければ降格が決まる東国大は勢いのある攻撃をしかけ、早稲田はなかなか流れを変えることができずに苦しい時間帯が続く。攻撃でも自陣に引いて守る相手に対してなかなか決定機を作ることができない。そんな中、早稲田11相馬が試合の流れを変える。前半35分、10岡田の左サイドからのクロスを8栗島がスルーし、ファーサイドでフリーになっていた11相馬へ。先日Jリーグでも初ゴールを決めた男が落ち着いて流し込み同点とする。その後はサイドを起点に徐々に攻撃にリズムが生まれ、ボールを保持する時間が増える。すると前半42分、9武田が左サイドからクロスを上げ、7金田がスルーし、それを10岡田が合わせて得点。頼れる主将の一発で逆転に成功し、いい流れのまま前半を終える。
しかし後半に入り、東国大のサイドを起点とした攻撃に押し込まれる展開が続く。しかし全員が集中を切らすことなく、ゴール前での体を張ったプレーで決して相手に追加点をあげさせない。逆に早稲田はカウンターからの攻撃でチャンスを作り出す。後半18分、9武田がボールを収めシュートを放ち、こぼれ球に10岡田が反応するも枠を外れる。続く後半25分、フリーキックのリスタートから裏に抜け出した9武田がシュートを放つもゴールポストに嫌われ、そのこぼれ球に8栗島がゴールを狙うも枠を捉えきれない。終盤にかけてロングボールを多用し早稲田陣内に攻め込む相手に対して決定的なピンチを何度も作られる。しかし、東国大の前に立ちはだかったのは、絶対的守護神の1小島だった。度重なるピンチを迎えるもスーパーセーブの連続でチームを救った。そのまま試合は終了し、2-1で勝利を収めた。負ければ2部降格が決定してしまう東国大と、勝てば優勝が決まる可能性のあった早稲田のこの試合にかける強い気持ちが随所に表れた好ゲームだった。
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