2018年 第32回関東大学女子サッカーリーグ 第5節 vs神奈川大学

この試合の戦評

関カレ第5節。対する相手は神奈川大学。先日行われた皇后杯予選では優勝することができたため、関カレも優勝に一歩近づくためにチーム一丸となって試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。試合開始序盤から中盤にかけては、お互いゴールまで行くことができず拮抗した展開が続く。相手はディフェンスラインから前線にロングボールを蹴り、それをFWの選手がおさめ攻撃を組み立てていく。ア女は相手のロングボールを跳ね返すことはできるがそれをマイボールにすることができない。なかなか落ち着いてボールを回すことができていなかったが、徐々にア女ペースになっていき、チャンスが増え始める。26分、右サイドの高い位置でFKを獲得する。キッカー6柳澤の放ったボールはゴール前7村上への渡り、頭で合わせゴールを狙うもバーに阻まれる。しかしその後はサイド攻撃が減り、真ん中が混雑しているが無理に真ん中から攻めようとしてしまい、ゴールまでスムーズに向かうことができない。前半のうちに得点を狙いにいきたいところだったが前半はこのまま0-0で終了。

HTには、球際をもっと強くいくこととサイド攻撃をすることを確認し後半に臨む。また、5安部→17松本の交代を行う。
後半はア女が主導権を握りながら試合を進めていく展開となる。前半よりは相手のロングボールを跳ね返し、そのセカンドボールを拾えるようになる。ポゼッションをする時間も長くなりゴールに向かおうとするが、相手も体を張った守備によって、なかなかラストパスが繋がらない。62分、15冨田→9山田仁の交代を行い得点を狙う。HTに確認したサイド攻撃を増やし、CKも幾度かとり、徐々にチャンスを増やすア女。すると83分、CKのこぼれを17松本が拾い、11熊谷にパスを出す。それを11熊谷が下がりながらダイレクトで強烈なシュートを放ち、待望の先制点を決める。1-0とする。ここからの失点を絶対に避けたいア女は、全員が最後まで集中力を切らさず守備をして相手の自由を奪う。90+2分、7村上→38桝田の交代を行う。そして試合はこのまま1-0で終了。

今回の試合では、少ないチャンスをものにして得点できた一方で、ミスが多かったりイメージが合わずチャンスを作れていなかったことが課題として残った。来週は関カレで勝ち点が並んでいる帝京平成大学に勝利するために、また1週間で良い準備をしていきたい。

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