2018年 第24回関東女子サッカーリーグ 第5節 vs神奈川大学

この試合の戦評

関東リーグ第5節。対する相手は昨年のインカレ決勝でも戦った神奈川大学。インカレではゲームは支配していたものの1-0と僅差での勝利。チーム一丸となって先週に続き無失点勝利を目指し試合に臨んだ。

前半は神奈川大学ボールでキックオフ。前半の立ち上がりから、ア女は怒濤の攻撃を見せる。前半7分、自陣でボールを奪ったア女は素早いカウンター攻撃を仕掛ける。そして、13高瀬のスルーパスに抜け出した15冨田がキーパーをかわしてゴールに流し込みゴール。開始早々先制点を挙げる。9分には、前線から連動した守備で10河野が高い位置でボールを奪い、自らドリブルで運び、キーパーとの1対1を冷静に決めゴール。2-0とする。さらに11分、13高瀬のコーナーキックに4三浦がヘディングを高い打点で合わせゴール。3-0とする。前線からのハイプレスの守備で相手の自由を奪い、主導権を握り続けるア女。16分には、左サイドの11熊谷が中央に相手頭上を越す浮き球を出し、10河野が反応し確実に決めゴール。4-0とする。このゴールで10河野は本試合3得点目。23分には、10河野の右サイドからのクロスに反応した11熊谷が、相手を背負いながらうまく反転しゴールを決める。5-0とする。さらに3分後の26分、左サイド11熊谷から中央10河野に絶妙なラストパスが出る。10河野の突き刺すようなシュートで6-0とする。良い形で試合を運んでいたア女だが、ピンチは急に訪れた。33分、ア女はPA内でハンドをしてしまい相手にPKを与えてしまう。しかし、1木付の見事なファインセーブで、失点を逃れる。結果を残す攻撃陣に対し、守備陣も体を張りファインプレーを見せる。追加点を狙いにいくが前半はそのまま6-0で終了。

HTでは、球際でのプレーや無失点に拘るなどといった点を確認し後半に臨んだ。後半もア女のペースで試合は進む。しかし、相手も守備を改善し、ア女のサッカーに順応してきたため、前半のようにテンポ良くゴールまでいくことが出来ない。一方相手も、数回ではあるが中盤での細かいパス回しからア女陣地へと攻め込む。お互いゴールまでは行けず、拮抗した時間帯が続く。15分には、7村上→37並木の交代を行う。前半のような勢いを取り戻したいア女。25分には5安部→40加藤、13高瀬→38桝田の交代を行い、30分には32小林→23源関の交代を行い、さらなる追加点を狙う。味方とうまく連動し相手を揺さぶりゴールを目指すが試合はそのまま6-0で終了。

今回の試合では、無失点に加え大量得点できた。しかし、前半の勢いを後半まで持続することが出来なかったという点が課題として残った。次節の相手はジェフU-18。なでしこリーグの下部組織チームということもあり、プレッシャーも早く組織的な守備や攻撃をするのが特徴である。結果にも内容にも拘った試合にするためにまた1週間でいい準備をしていきたい。

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