2018年 第24回関東女子サッカーリーグ 第2節 vs東洋大学

この試合の戦評

関東リーグ第2節。対する相手は東洋大学。昨年のインカレ準決勝では、3-2と勝利はしたものの苦戦を強いられた相手である。先週の開幕戦では勝利を収め、勢いに乗っている両チーム。その中でもア女は、前戦では果たせなかった無失点勝利に拘り試合に臨んだ。

前半はア女ボールでキックオフ。はじめは相手の特徴であるディフェンスラインの高さやハイプレッシャーに慣れず、なかなかア女のサッカーをすることが出来ない。ア女はサイドを中心に攻撃を展開するが、相手DFの体を張った守備で、ゴールを割ることが出来ない。一方、相手も縦に速い攻撃をしかけ、遠くからでもシュートを打ってくる。一進一退の攻防が続くなか訪れた前半35分、左サイドでボールを受けた9山田仁が絶妙なクロスを上げ、7村上が力強いヘディングで突き刺しゴール。待望の先制点を奪い1-0とする。試合は徐々にア女のペースになり、その後も数回絶好のチャンスを作る。しかし、決めきることができず前半は1-0で終了。HTでは少ないタッチ数やラインコントロールの確認をして後半に臨んだ。また、13高瀬→3中田の交代を行う。

後半もア女のペースが続く。立ち上がりはリズムよくボールを回しながら大きな展開で相手を揺さぶる。15冨田がサイドバックからサイドハーフになったことで、より両サイドのスピードを活かし相手ゴールに迫る。そして17分、5安部からスルーパスを受けた10河野が冷静にファーサイドに流し込みゴール。2-0とする。23分には9山田仁→12山田彩の交代を行い、さらなる追加点を狙う。すると35分、ア女はコーナーキックを獲得。5安部のボールに12山田彩が頭で合わせてゴール。3-0と相手を突き離す。その後も勢いに乗ったア女は、積極的にシュートを打ち追加点を狙いにいくが、そのまま3-0で試合終了。

今回の試合では無失点勝利を収めることができた一方、相手のサッカーに順応するまでに時間がかかってしまったことが課題として残った。次節は関東学園大学。勝利を収めることはもちろん、内容にも拘った試合にするために、また1週間で良い準備をしていきたい。

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