2018年 第24回関東女子サッカーリーグ 第1節 vs慶應義塾大学

この試合の戦評

関東リーグ開幕戦。初戦の相手は慶應義塾大学。ア女にとっては関東リーグ10連覇をかけた大事な初戦である。相手の本年度年間目標の一つは、『早慶戦初勝利』である。お互い強い気持ちをもち、プライドをかけた一戦となった。

試合はア女ボールでキックオフ。すると開始1分、高い位置でのルーズボールに左サイドの9山田仁が反応し、ミドルシュートを放つ。惜しくも枠を外れるが、ここからア女の怒濤の攻撃が始まる。8分には、15冨田のアーリークロスに反応した10河野が相手GKをかわしゴール。さらに9分には、ゴール前での混戦から、10河野の落としを受けた7村上が突き刺すような弾丸シュートを決めゴール。2-0とする。さらに18分には、5安部のCKに23源関が頭で合わせ、一度はバーに弾かれるも、3三浦がヘディングで押し込みゴールし3-0。そして21分には主将11熊谷が魅せる。ペナルティエリア付近で13高瀬からのパスを受け、見事なターンで相手を交わし、右足アウトサイドで絶妙な軌道を描きゴール左上に華麗なシュートを放つ。4-0と相手を突き放す。28分には相手GKのパスミスを9山田仁がカット。パスを受けた10河野が冷静に決めゴール。5-0とする。しかしその1分後、中盤とDF間の連携ミスから、相手に得点を許してしまう。37分には5安部のCKに23源関が左足で合わせゴール。6-1とする。このゴールで勢いを取り戻すア女。一方、相手もア女のミスを拾っては遠くからでもゴールを狙ってくる。ア女はさらなる追加点を狙い、怒濤の攻撃を続けるが6-1で前半終了。

HTではもっと声を出して連携を取るということを確認し後半に臨む。そして後半開始3分、11熊谷のアーリークロスに反応した10河野が泥臭く押し込みゴール。7-1とする。9分には、23源関→32小林、15冨田→3中田の交代を行い、さらなる追加点を狙う。すると13分、10河野からパスを受けた9山田仁が相手DFを交わし絶妙なコースを狙いシュート。そのままゴールに吸い込まれゴール。8-1とする。18分には、9山田仁→12山田彩、5安部→37並木の交代を行う。そして27分には15冨田のグラウンダークロスに10河野が反応しゴールを奪う。このゴールで10河野は本試合4得点目。9-1とし、さらに相手を突き放す。その後もア女ペースで試合は続くが、そのまま9-1で試合終了。

今回の試合では、9得点という大量得点を挙げ開幕戦を勝利で終えることができた一方、失点の原因でもあったマークの受け渡し等の連携部分での課題が残った。次なる相手は東洋大学。勝利を収めることはもちろん、無失点にも拘った試合をするために、また一週間で良い準備をしていきたい。

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