JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第2節 vs筑波大学

この試合の戦評

関東リーグ1部開幕戦を勝利で飾った新生早稲田。第2節は昨シーズンの覇者筑波大学。厳しい試合が予想されるが、前節勝利した勢いのまま、チーム一丸となって勝利を目指す。

前半立ち上がりは筑波大の強みであるポゼッションにより相手にボールを保持される時間が続く。しかし、早稲田はリトリートしながら簡単にはシュートを打たせない。逆に自陣でボールを奪うと、29岡田、11相馬を中心にカウンターを仕掛けチャンスを作る。前半中盤には9武田、14藤沢、29岡田がシュートを放つも先制点には結びつかない。その後、徐々に攻撃が単調になり、筑波大がボールを保持する時間が続く。そして終盤、クロスを処理することができず、筑波大10が拾ってそのままシュート。先制を許してしまう。しかし、このまま前半が終わると思われたアディショナルタイムに7金田拓がペナルティーエリアに侵入し、そのクロスに9武田が合わせ同点。スコアを振り出しに戻して前半が終了した。

前半の悪い流れを断ち切った早稲田。後半立ち上がり、前線からプレスをかけ高い位置でボールを奪う場面が何度か続く。早稲田にもチャンスが増え、徐々に筑波ゴールに襲いかかる。しかし、筑波大も受け身にならず得意のポゼッションからチャンスを作る。ビッグチャンスは早稲田。直接フリーキックの場面で29岡田が放ったシュートは惜しくもクロスバー。得点とはならなかったが完全に早稲田ペースに。そしてその4分後、29岡田との関係から9武田が右足を振り抜き、待望の追加点。その後終盤には11相馬のスルーパスに抜け出した主将岡田が追加点。点差を2点に広げた。その後アディショナルタイム前にクロスから失点を喫し1点差に。しかし、追加点を許さずそのまま試合終了。

前回王者相手に勝利で飾ることができた。

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