2017年 第23回関東女子サッカーリーグ 第12節 vs日テレ・メニーナ

この試合の戦評

関東リーグ第12節。次なる相手は日テレ・メニーナ。前期は両者決定機があったものの得点には至らず0-0と引き分け。メニーナは小柄でありながら足元の技術は大学生相手にも引けを取らない。ア女はフィジカルの強さで相手のサッカーを封じ込むことを狙いとして持ち試合に挑んだ。関東リーグも残すところあと3節。9連覇に向けて極めて重要な一戦となった。

風が強く吹く中試合はキックオフ。風上に自陣を取ったア女は立ち上がりから前線プレスを掛ける。相手のパスワークによってなかなか守備をはめることができず良い流れに持っていけないア女。しかし7河野の積極的な守備によって前線プレスがはまり出すと幾度もチャンスが生まれる。5松原のロングシュート、左サイド11熊谷の中に切り込んでのシュート、10中村のミドルシュートと立て続けにシュートを打つがいずれもゴール枠外。攻め込む時間帯が続くも得点が生まれない。相手ディフェンスを崩しきることができないア女は所々でズレが生じて来てしまう。そんな中前半41分にピンチが訪れる。ア女の右サイドを突破され打たれたシュートがクロスバーに当たる。混戦から必死のクリアで失点を逃れる。ピンチを回避し前半を0-0で折り返す。

ハーフタイムには風下になる後半はボールが止まるのでどんどん裏を狙うこと、攻撃から守備の切り替えをもっと早くすることを確認し後半に挑んだ。また、8中井→6柳澤、11熊谷→17大井の交代を行う。
後半は立ち上がりからア女が主導権を握る。前半よりも裏への抜け出しが増え、更にチャンスが生まれる。左サイドを突破した17大井のクロスに6柳澤が合わせるも相手ディフェンスの足に当たりゴールを外れる。その後も10中村、17大井、5松原の豪快なシュートがあったものの枠外や相手GKに阻まれる。崩せてはいるものの1点が遠いア女。そんな中訪れた後半36分、相手の左サイドからのクロスに対し、逆サイドの相手を抑えきれず失点。先制点を奪われ0-1とされてしまう。更に厳しく前線プレスをかけ得点を奪いに行くア女。後半43分には10中村→33田中の交代を行う。コーナーキックから3奥川が頭で合わせるも惜しくもクロスバー上。試合終了間際には6柳澤がロングシュートをうつもクロスバーに阻まれる。最後まで1点が遠かったア女。そのまま0-1で試合終了。

今季初の敗戦となってしまった。9連覇を成し遂げるためには絶対に勝利で終わりたかった今節。しかし幸い自力優勝の可能性は残っている。メニーナ戦の反省点と改善点にしっかり目を向け、次節のジェフU-18戦は必ず勝ち点3を取りに行く。まずはこの一戦に集中して一週間の練習に励んでいきたい。

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