早稲田 | 1 | 1 – 0 0 – 0 |
0 | 慶應義塾 |
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(30分)河野 朱里 | 得点 | |||
警告・退場 | ||||
11 | シュート | 3 | ||
6 | GK | 24 | ||
7 | CK | 2 | ||
8 | 直接FK | 7 | ||
1 | 間接FK | 2 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 1 | 木付 優衣 |
DF | 2 | 渡部 那月 |
DF | 3 | 奥川 千沙 |
DF | 4 | 三浦 紗津紀 |
DF | 15 | 中田 有紀 |
MF | 5 | 松原 有沙 |
MF | 8 | 中井 仁美 |
MF | 9 | 平國 瑞希 |
MF | 10 | 中村 みづき |
MF | 11 | 熊谷 汐華 |
FW | 7 | 河野 朱里 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 21 | 鈴木 佐和子 |
DF | 20 | 高瀬 はな |
DF | 29 | 冨田 実侑 |
MF | 6 | 柳澤 紗希 |
MF | 14 | 稲山 菜月 |
MF | 17 | 大井 美波 |
MF | 18 | 安倍 由希子 |
MF | 28 | 松本 茉奈加 |
MF | 33 | 田中 実夏 |
分 | OUT | IN |
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45 | 熊谷 汐華 | 大井 美波 |
63 | 平國 瑞希 | 松本 茉奈加 |
70 | 松本 茉奈加 | 柳澤 紗希 |
85 | 中田 有紀 | 稲山 菜月 |
この試合の戦評
第16回早慶女子サッカー定期戦が等々力競技場で行われた。ア女は慶應に負けたことはなく、15戦中11勝4分という戦績である。しかし今年の慶應は強力な1年生が何名か加入し、チームとしてレベルが上がってきているため、油断はできない相手。ア女にとしても、早稲田の代表としても、この伝統ある闘いで勝利を収めることの価値はとても大きい。炎天下の中、ア女ボールで試合はキックオフ。
前半の立ち上がりから相手を圧倒し、ペースを掴みたいア女であったが、天然芝の慣れないピッチに順応しきれず、しばらくバタバタとした時間帯となる。相手のカウンターを警戒しながら、いつものア女らしい両サイドを使った展開で攻撃を仕掛ける。何度か惜しい場面があったものの、ゴール前で精彩を欠き、なかなか得点へと結びつけることができない。対する慶應もア女の隙を突いて縦に速い攻撃を仕掛ける。慶應にCKを与えてしまったり、シュートを許してしまう場面があったが、ア女はDF陣を中心に身体を張ってピンチを防いだ。このように、拮抗する試合展開となっていたが、前半30分、ア女がその均衡を破ることとなる。CKからのこぼれ球を7河野が流し込みゴール。待望の先制点を挙げる。その後も勢いに乗り追加点を狙いたいア女であったが決めきることはできず、1-0で前半終了。ハーフタイムには11熊谷→17大井の交代を行なった。
後半に入り、前半同様試合のペースを掴むア女。ポゼッション率を高めながらも、シュートまで持ち込めない時間が続く。そこで流れを変えたいア女は後半28分、9平國→28松本の交代を行う。しかし交代してすぐに28松本が相手との接触プレーで怪我を負い、6柳澤と負傷交代となる。その後も4三浦が相手と接触するなど、荒れたプレーが多く見られた。後半40分には14中田→15稲山の交代を行なった。怪我などのアクシデントに見舞われ、思うようなプレーができないまま時間が過ぎていき、1-0のまま試合終了。今年度も早慶定期戦で勝利を収めた。
早慶戦という伝統ある闘い、そして独特な雰囲気を持つ中で勝利を収めたことは評価に値するが、試合内容としては課題も多い。また、来週の月曜日には関東リーグがある為、中1日というハードな日程となる。しかしア女は闘い続け、そして勝ち続けなければならない。早慶戦で得た勝利の勢いそのままに、次の試合に挑みたい。