2012年 関東大学サッカーリーグ 1部 第11節 vs国士舘大学

この試合の戦評

4月に開幕したリーグも今日が前期最終節。
早稲田は上位進出を狙う国士舘大学と対戦した。
試合序盤は国士舘の小気味良いパス回しに苦しみ、押されぎみの展開となる。
何度かフィニッシュまで持ち込まれる場面も見られたものの、堅い守備でゴールは許さない。
すると前半19分、島田のサイドチェンジを近藤（貴）が右サイドで受け、近藤（洋）とのワンツーで裏に抜け出すと、最後は中央で受けた榎本が右足で流し込み先制。
苦しい展開が続く中で幸先良く先制点を奪う。
しかしその後も一進一退の攻防が続くと40分。
右CKをヘディングで合わせられ、失点。
同点を許し、1-1で前半を終える。

後半も激しい攻防戦となるが50分、近藤（洋）のクロスを受けた上形がつなぎ、榎本が中央から右足を一閃。
榎本のこの日2点目で再びリードを広げる。
しかしそのわずか4分後、国士舘に中盤でボール奪取を許すと、素早い攻撃に対応しきれず再び同点ゴールを許してしまう。
その後も国士舘のショートカウンターからピンチを招くものの、GK松澤を中心に何とか守りきる。
そして迎えた90分、三竿が左サイドでボールを奪うとそのままドリブルで駆け上がりゴール前へパス。
そこに走りこんだ近藤（貴）がきっちり決めて終了間際に三度勝ち越し。
結局このまま試合は終了し、上位が混戦状態ということもあり絶対に負けられない前期最終節を勝ちきることができた。

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