早稲田 | 2 | 2 – 0 0 – 1 |
1 | 武蔵丘短期 |
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(16分)松原 有沙 (26分)河野 朱里 |
得点 | (57分) | ||
警告・退場 | ||||
13 | シュート | 4 | ||
3 | GK | 12 | ||
6 | CK | 0 | ||
7 | 直接FK | 8 | ||
1 | 間接FK | 2 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 16 | 木付 優衣 |
DF | 2 | 渡部 那月 |
DF | 3 | 奥川 千沙 |
DF | 4 | 三浦 紗津紀 |
DF | 5 | 松原 有沙 |
DF | 32 | 中田 有紀 |
MF | 8 | 中井 仁美 |
MF | 9 | 平國 瑞希 |
MF | 10 | 中村 みづき |
MF | 22 | 熊谷 汐華 |
FW | 7 | 河野 朱里 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 1 | 山田 紅葉 |
DF | 30 | 森田 海 |
MF | 6 | 柳澤 紗希 |
MF | 20 | 熊谷 遥楓 |
MF | 26 | 大井 美波 |
MF | 31 | 高瀬 はな |
FW | 24 | 山田 彩未 |
分 | OUT | IN |
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84 | 平國 瑞希 | 熊谷 遥楓 |
この試合の戦評
準々決勝から2週間。ついにインカレ準決勝が聖地西が丘で行われた。次なる相手は武蔵丘短期大学。関カレでは3-3と波乱の試合となり苦戦を強いられた、決して侮れない相手である。特徴としては個々の技術が非常に高く、攻撃陣にタレントが揃っており、インカレでは未だ無失点と守備も堅い。得点が多いとは言えないものの、2回戦、準々決勝と共に完封勝利を収め準決勝に駒を進めて来た。対するア女も2回戦、準々決勝と完封勝利を収めベスト4に進んだため、どちらが堅い守備をこじ開けるのかが注目された。連覇するためには絶対に勝たなくてはならない、極めて重要な一戦となった。
試合は相手ボールでキックオフ。緊張からくる固さか、序盤は押し込まれる時間帯が続く。勢いに飲まれることなく我慢した守備を続けるア女。そんな中訪れた前半15分、左サイドを抜け出した7河野のクロスに反応した5松原が冷静にゴールに流し込み待望の先制点。少ないチャンスをものにし悪い流れを断ち切り良い時間帯で1-0とする。すると相手のサッカーにも順応し徐々にペースを握り始め22熊谷汐、32中田らの突破によって左サイドから多くのチャンスが生まれる。ポゼッション率が高まる中訪れた前半25分、最終ラインから放たれた4三浦のロングパスに抜け出した7河野が反転シュート。相手を突き放す追加点を奪い2-0とする。前半29分、ハーフウェーライン付近から豪快に放たれた相手のロングシュートは16木付の頭上を越えるもクロスバーに当たり失点を免れる。その後も全員が集中を切らすことなく相手シュート数を2本、失点を0に抑え2-0で前半を折り返す。
ハーフタイムにはタッチ数を減らしたプレーをすることや追加点を狙いにいくことを再確認し、後半に臨んだ。
前半を2-0とリードして折り返したア女はさらなる追加点を狙いにいく姿勢で後半を迎えた。しかし、そう簡単にはいかないのがインカレの厳しさである。後半10分、一瞬の隙を突かれ、真ん中で相手にボールを奪われるとパスを細かく繋がれそのまま失点。追加点を狙っていたはずが、相手に得点を奪われてしまうという。その後も相手の勢いにのまれ、何度か危ない場面を迎えるが、ア女は集中力を切らすことなくゴールを守り抜いた。そして徐々にペースを取り戻していく。9平國、22熊谷汐らのサイド攻撃で相手を押し込み、相手ゴールに幾度となく攻め込むが、追加点を挙げることができない。そこで後半37分、9平國→20熊谷遥の交代を行う。最後まで果敢に攻めたア女であったが得点は挙げられず2-1のまま試合終了。決勝へと駒を進めた。
今回の試合は相手に合わせてしまうプレーや自分たちのミスが目立ち、内容的には苦しい試合となった。決勝で対戦する日体大は関カレで0-3と完敗している相手。その日体大に対し、ア女のサッカーをどれだけ貫くことができるかが非常に重要になってくる。決勝までの期間は中1日と短いが、しっかりと調整し試合に臨みたい。二連覇がかかっているこの決戦、チーム全員で必ず勝ち切る。