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2016年 第25回全日本大学女子サッカー選手権大会 2回戦 vs帝京平成大学

2016年12月26日(月) 13:40キックオフ @三木総合防災公園みきぼうパークひょうご第2球技場 vs帝京平成大学
早稲田 4 1 – 0
3 – 0
0 帝京平成
(34分)河野 朱里
(49分)大井 美波
(55分)中田 有紀
(63分)大井 美波
得点  
(52分)三浦 紗津紀 警告・退場  
19 シュート 5
9 GK 5
10 CK 1
11 直接FK 10
4 間接FK 3
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 16 木付 優衣
DF 2 渡部 那月
DF 3 奥川 千沙
DF 4 三浦 紗津紀
DF 32 中田 有紀
MF 8 中井 仁美
MF 9 平國 瑞希
MF 10 中村 みづき
MF 22 熊谷 汐華
MF 31 高瀬 はな
FW 7 河野 朱里
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 山田 紅葉
DF 5 松原 有沙
DF 30 森田 海
MF 6 柳澤 紗希
MF 26 大井 美波
FW 24 山田 彩未
FW 28 山田 仁衣奈
選手交代
OUT IN
16 熊谷 汐華 大井 美波
57 中井 仁美 松原 有沙
72 河野 朱里 山田 仁衣奈
79 高瀬 はな 柳澤 紗希

この試合の戦評

いよいよ今シーズンラストの大会、全日本大学女子サッカー選手権、通称インカレが開幕した。昨年は初戦からPK戦であったりと苦しい試合が続く中、一戦一戦を勝ち抜き、目標であったインカレ優勝を成し遂げることができた。今年はディフェンディングチャンピオンとして連覇に挑む。ア女は関東第2代表であるため、1回戦目はシードとなり2回戦目からの戦いとなった。一発勝負、負けたら終わりのインカレ。鬼門と言われる初戦の相手は1回戦で広島文教女子大学を9-1で破り勝ち進んできた帝京平成大学。関カレ開幕戦で一度対戦しており、苦しみながらも1-0で破った相手。関東第7代表ではあるものの、相手は既に1試合を終え、勢いに乗っている。決して侮れない相手である。

ア女は緊張感を持ちながらも硬くなり過ぎず、非常にリラックスした状態で試合に臨んだ。小雨が降り続きピッチはスリッピー。決して良いコンディションとは言えない中ア女ボールで試合がキックオフ。試合開始早々チャンスが訪れる。前半1分、ワンツーで抜け出した22熊谷汐が左サイドを突破しそのままシュート。惜しくも枠を捉えることができずゴールポスト右に外れる。序盤から猛攻を仕掛けるア女に対し相手も前から早いプレスをかけて来る。スリッピーなピッチ状態によって両チーム共にアグレッシブなサッカーを展開。一進一退の攻防が続く。前半15分、思わぬアクシデントが起きる。後ろから激しくファウルを受けた22熊谷汐が負傷交代。代わりに26大井がピッチに投入される。徐々に相手のサッカーに順応し、ア女にリズムが出てくる。そんな中訪れた前半33分、31高瀬のフリーキックに7河野が頭で合わせゴール。待望の先制点を奪い1-0とする。前半45分間、全員が高い集中力を保ち大きなピンチもなくそのまま1-0で前半を折り返す。

ハーフタイムには中盤のルーズボールの処理や、守備のチャレンジ&カバーについて再確認し、後半に臨んだ。

1-0で前半を折り返したア女は後半に更なる追加点を挙げることを目指した。そして後半はその期待通りの展開となる。後半3分、右サイド突破から中へつなぎ、最後は26大井がゴール。2-0とする。そして後半7分、左サイドでボールを受けた32中田が中へ切り返し、キーパー頭上を越えるシュートを放ち、ゴール。3-0とする。立て続けに追加点を挙げ、後半の立ち上がりからア女はリードを広げる。後半10分には8中井→5松原の交代を行い、さらなる展開を試みる。すると後半16分 左サイドでボールを受けた26大井が中へ切り返し、頭上を越えるシュートを放ちゴール。4-0とする。4得点目以降、なかなか得点を奪えないア女であったが、DF陣たちの徹底されたディフェンスで、チームのバランスを崩すことはなかった。また、相手に大きなチャンスを与えることもなく、素晴らしい対応を見せた。90分間ア女らしいサッカーをやり続け、相手のサッカーをさせず4-0のまま試合終了。

鬼門と言われるインカレの初戦を大量得点、そして無失点勝利で終えることができた。次戦は新潟医療福祉大学との対戦となる。中日が1日あるため、うまくコンディションを調整しつつ、モチベーションは上げて次戦に挑みたい。
東伏見で待っている仲間の為にも、必ず勝利する。

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