2016年 第5回早関女子サッカー交流戦

この試合の戦評

今年も早関女子サッカー交流戦が行われた。男子と比べまだ歴史は薄いものの、今回で5回目となるこの交流戦は、これまで早稲田が4勝と勝ち越している。昨年は11-0と快勝したが、関西学院大学も年々力をつけてきており決して侮れない相手である。夏合宿で得た成果を実践で示せるよう、全員が気を引き締めて試合に臨んだ。

試合は関西学院大学のキックオフで始まる。立ち上がりのア女は相手の勢いに飲まれ、なかなか自分達のサッカーを展開できない。一進一退の攻防が続く。徐々にペースを取り戻し、ボールを保持できるようになるとシュートの本数も増え、多くのチャンスを作り出す。しかし、相手DFの体を張った守備や相手GKのスーパーセーブに阻まれなかなかゴールを割ることができない。均衡が破れたのは前半36分、15杉森のFKを26大井がそらし28山田仁が押し込みゴール。ようやく先制点を奪うことができ、前半を1-0で折り返す。

ハーフタイムには、裏への抜け出しを増やしていくことや、シュート・クロス・セットプレーを狙うプレーをすることを再確認し、後半に臨んだ。また21山田彩→16杉森、17宮沢→37秋山、13三田村→6柳澤、25八神→32中田の交代も行った。

後半立ち上がりから高い位置でポゼッション率を高めていくア女。前半よりも良いテンポでボールを回し、相手ゴールへ迫る。すると後半20分、28山田仁のパスを受けた6柳澤がシュートしゴール。追加点を挙げ2-0とする。またその後37秋山→33田中の交代を行う。更なる追加点への期待が高まっていた後半23分、24山田彩のクロスを28山田仁が頭であわせてゴール。3-0とする。そして後半33分に27和田→19稲山の交代、後半34分に4三浦→14福井の交代を行う。そして、このまま終わりかと思われた後半38分、24山田彩のパスを受けた6柳澤がシュートしゴール。4-0と相手を突き放す。その後もDF陣の安定した守備により、相手にチャンスを与えることなく、4-0のまま試合終了。

年に一度の伝統ある一戦を、無失点勝利で終えることができた。再来週から始まる関カレに向け、修正点を改善し、万全の状態で臨めるようにしていきたい。

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