2016年 第22回関東女子サッカーリーグ 第2節 vs筑波大学

この試合の戦評

関東リーグ第2節。次なる相手は昨年度リーグ7位の筑波大学。昨年のア女は筑波に対して前期後期共に勝利を収めているものの、いずれも先制点を入れられ、決して侮れない相手である。先週に引き続き天候には恵まれず、小雨が降る中での試合となった。

前半立ち上がりからポゼッション率を高め、ア女のペースで試合が進む。しかし、守備を固めてきた相手に対してなかなかシュートまでいけない。ア女のファーストシュートは前半25分、22熊谷汐が相手のパスをカットしそのままシュートを放つが枠を捉えきれない。前半37分、7河野、9平國、10中村とパスを繋ぎシュートを放つも相手GKに阻まれる。ア女の前半のシュートはこの2本だけとなる。ピンチらしいピンチはなかったが、得点に繋げることができず嫌な空気が漂う前半となる。

ハーフタイムには、相手の攻撃パターンである裏へのロングボールに対してのケアを今一度確認。また、サイドを起点とした攻撃とシュート意識を高め後半に臨む。
迎えた後半、立ち上がりも前半と変わらず、相手の堅い守備に苦しめられる。流れを変えたいア女は後半17分、9平國から8中井、23安部から6柳澤の交代カードを切る。この交代によって攻撃への厚みが増し、相手ゴールへ迫る場面が多くなる。シュート数も前半2本から後半は6本となり、得点への期待が高まる。しかし、その1点が遠く0-0で試合終了。

前節に引き続き無失点で終われたことは評価できるが、攻撃面での課題が多く残る1戦となった。次節はアウェーの関東学園戦。しっかりと勝ち点3を取れるように気を引き締めて取り組みたい。

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