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2015年 第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 2回戦 vsASハリマアルビオン

2015年11月14日(土) 14:00キックオフ @三木総合防災公園陸上競技場 vsASハリマアルビオン
早稲田 2 0 – 0
2 – 2
0 延長 0
3 PK 0
2 アルビオン
(75分)山本 摩也
(82分)河野 朱里
得点 (47分)
(53分)
  警告・退場 (93分)
18 シュート 8
8 GK 25
13 CK 2
9 直接FK 9
6 間接FK 3
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 16 山田 紅葉
DF 4 大島 瑞稀
DF 5 松原 有沙
DF 14 菅原 靖巴
DF 24 渡部 那月
MF 6 松川 智
MF 7 高木 ひかり
MF 10 正野 可菜子
MF 15 中村 みづき
MF 30 熊谷 汐華
FW 31 河野 朱里
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 河邊 花観
DF 2 堀口 佳織
MF 8 山本 摩也
MF 26 柳澤 紗希
MF 29 安部 由希子
選手交代
OUT IN
56 正野 可菜子 山本 摩也
61 熊谷 汐華 柳澤 紗希
90 河野 朱里 安部 由希子

この試合の戦評

皇后杯2回戦、相手は先週と同じくなでしこ2部リーグに属するASハリマアルビオン。リーグでは7位に位置し、元1部リーグ所属選手を中心としたチームである。次戦のなでしこ王者日テレ・ベレーザへの挑戦権を獲得するためにもここで負ける訳にはいかない、そんな一戦となった。

しかし、早稲田の入りは固かった。雨でスリッピーなピッチコンディションのせいもあり、パスミスが続く。右サイドを起点とし、幾度かチャンスを作るもののなかなか主導権を握れない。前半18分、最大のチャンスが訪れる。右サイドでテンポの良い崩しから最後は中村が抜け出しシュートを放つものの相手GKが好セーブ。その後は相手のパス回しに守備に回る時間が続く。両者決定機らしい決定機を作れないまま前半終了。

何とか先制点を奪いたい早稲田であったが、後半2分中央を抜け出され失点。するとその6分後の後半8分にもハーフライン付近からのロングシュートを決められ0-2。何とか流れを変えたい早稲田は後半10分正野に代え山本、16分熊谷に代え柳澤とフレッシュな選手を投入し得点を奪いにかかる。すると後半30分、左サイド柳澤のクロスが相手に当たりそのこぼれを山本が振り抜き1点を返す。1-2残り15分。勢いに乗った早稲田は怒涛の攻めで相手ゴールに襲いかかる。その後も幾度もシュートを放つもゴールを奪えない。しかし後半37分、ついにその時が訪れた。右サイド中村から大島と繋ぐと、大島のクロスに河野が合わせ同点。残り8分、試合を振り出しに戻す。その後90分では決着がつかず試合終了。10分ハーフの延長戦へと突入した。両チーム足のつる選手が出る中、互いに決定機を作れず延長戦でも決着がつかずPK戦へともつれ込む。
相手の1人目が放ったシュートをGK山田紅がセーブ。早稲田成功、ハリマ失敗、早稲田成功。0-2で迎えた相手の3人目のシュートを再びGK山田がセーブし、早稲田は3人目も成功し0-3で試合終了。

GK山田紅の神がかったセーブもあり110分の死闘を制し次戦日テレ・ベレーザ戦へと駒を進めた。
0-2ビハインドからの逆転勝利を成し遂げた早稲田の次戦の相手は今季なでしこ1部リーグ王者日テレ・ベレーザ。世代別日本代表、なでしこジャパンで編成され今最もテクニカルで強いチームである。2年前の対戦では0-4で大敗し、スコア以上の実力の差を突きつけられた。2年経った今、どこまで戦えるか。厳しい戦いになる中でどれだけ1人1人が闘えるか。
次週、静岡の地で持ちうる力を全てぶつけたい。

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