2015年 第29回関東大学女子サッカーリーグ 1部 第1節 vs慶應義塾大学

この試合の戦評

1月に行われる全日本大学女子サッカー選手権（通称：インカレ）出場に向け、関東大学女子サッカーリーグ（通称：関カレ）が開幕した。
昨年度、最終節の日本体育大学に敗れ2位で終わった早稲田はタイトル奪還を目標に臨んだ。
開幕戦の相手は慶應義塾大学。今年度2回目の対戦ということもあり互いに手の内を分かった上での対戦となった。

試合は序盤から一進一退の攻防が続く。
ボールを回す早稲田だが慶應の固いブロックを前に単調な攻撃が続きなかなかシュートまで持ち込めない。
前半23分に中村がファーストシュートを放つがその後も攻めきれない時間帯が続く。しかし、徐々にペースを掴んできた早稲田は前半33分松川のロングパスに抜け出した高木が相手GKとの1対1を外すもののこぼれ球を押し込み先制。少ないチャンスをモノにし待望の先制点を奪った。

1-0で前半を折り返し、後半スタートから川原に変え熊谷汐華とメンバーを変更。
前半2分フレッシュな熊谷を起点とし左サイドを突破し、シュートまで行くが枠を外れる。その後は前に圧力をかけてきた慶應に押し込まれる状態が続く。
すると前半20分この日最大のピンチを迎える。ゴール前の混戦から相手に抜け出されGK山田との1対1を作られるが山田がファインセーブ。

その後は両者共に決定機を作れず試合終了。難しい初戦を勝利で収めた。
無失点勝利と幸先の良いスタートを切ったものの、攻守共に課題が浮き彫りとなった。
次戦は中3日と過密日程が続くが総力で乗り切り全勝で後半戦へと続けたい。

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