2014年 第28回関東大学女子サッカーリーグ 1部 第1節 vs国士舘大学

この試合の戦評

季節外れの肌寒い風が吹く中、第28回関東大学女子サッカーリーグが開幕した。
来年の1月に開催される全日本大学女子サッカー選手権（インカレ）の出場権を懸けた負けられないリーグ戦。
リーグ5連覇を目指す早稲田にとって大事な初戦vs国士舘大学。

早稲田は立ち上がりが悪く、自分たちのペースをつかむことができない。逆に、相手にゴール前まで押し込まれる危ないシーンが続く。
そのような中、前半14分、11川原の逆サイドへの大きな展開に10正野が抜け出し、そのまま持ち込みシュート。GKがキャッチしきれず、ゴール。待望の先制点を獲得する。
しかし、前半26分にDF・MF間のパスをカットされ、ショートカウンターからゴールを許してしまう。
しかし、ゴールを許したものの、流れは早稲田ペース。両サイド、中央、様々な攻撃からシュートを打つも決めきることができない。
前半終了間際、相手CKを一度はクリアするものの、右サイドを一人の選手に突破され、クロスをあげられる。ニアに走り込んだ相手に触られ、再びゴールを許し、まさかのビハインドで前半を折り返す。

もう一度気持ちを入れ直し後半に挑もうと、気持ちを整え後半に臨む。
5松原の起用で守備が安定し、さらに攻撃に厚みをかける。
何度も仕掛け、シュートを打つもゴールをこじ開けることができない。
後半33分、強引にドリブルを仕掛けた11川原がペナルティエリア内で倒されPK獲得。確実に1点を返し、試合は振り出しへ。
続いて後半36分、左サイドを駆け上がった32稲山のクロスに6松川が合わせ、ゴール。なんとか逆転し、そのまま試合終了。

勝ち点3を手にすることができた。最後まで諦めない粘り強さが今年のチームの強さだろう。
しかし、シュート数23本に対して得点3点という結果から課題は顕著であろう。次週に向けて、課題を克服しレベルアップを図りたい。

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