JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第14節 vs城西大学

この試合の戦評

総理大臣杯はベスト8に終わった早稲田。リーグ戦再開の相手は、城西大。目標としている関東1部リーグ昇格を成し遂げるためにも、勝ちにこだわり、1つでも順位を上げたい。

開始直後は、両チームロングボールが多い拮抗した展開になる。前半2分、早稲田9駒沢がこぼれ球に反応し、左足を振るも枠を捉えることはできない。前半12分、17光田のパスを受けた2佐々木がシュートを放つが相手のブロックに阻まれる。その後は徐々に、28柏木と6谷村の2ボランチを中心にボールを支配し始める。前半22分、20成定から17光田、11本保と流れるようなパスワークから最後は11本保がシュートを打つもキーパーに阻まれる。その後も、良い流れで相手ゴール前に迫るがなかなか点には繋がらない。前半27分、引き気味の相手に28柏木がロングシュートを放つがキーパーに阻まれる。前半34分、コーナーキックから9駒沢がヘディングで合わせるもゴール右横に逸れる。前半43分、2佐々木のクロスに11本保が倒れながらダイレクトボレーで合わせるもボールはキーパー正面。前半を0-0で折り返す。

開始直後からロングボールが多い展開になるが、早稲田4神橋と19石井を中心に跳ね返す。すると徐々に、28柏木と6谷村を中心に早稲田がボールを保持し、相手を押し込むが決定力に欠けた早稲田。交代選手を上手く使いながら、なんとしても先制点を取りに行きたい。

先制点を取りたかった早稲田だが、後半早々に失点を許してしまう。後半4分、相手にPKを与えてしまい、これを落ち着いて決められ、先制点を許す。後半11分、ペナルティエリア付近のこぼれ球から早稲田12西が右足を振り抜くがゴール上に外れる。後半15分、流れを変えたい早稲田は14森田を投入する。しかしその直後、城西大に追加点を許してしまう。後半16分、相手のロングスローを押し込まれ、追加点を決められ2失点目を奪われる。立て続けに失点した早稲田は猛攻を仕掛ける。後半21分、19石井のロングボールに抜け出した2佐々木が鋭いクロスを上げるとこれが相手のオウンゴールを誘い、1点を返す。後半26分、2佐々木のクロスから9駒沢が合わせるもキーパーに弾かれる。後半34分、追加点を取りに行きたい早稲田は8東を投入する。後半37分、12西がペナルティエリア角付近で受けると、カットインからゴールを狙うが惜しくも右上に外れる。終盤間際には、4神橋を前線にあげ、ロングボールを積極的に用いて攻撃を仕掛ける。しかし、相手の堅い守備により同点弾を決められず、そのまま、1-2で試合終了。

終始押し込んでいたもののチャンスを決められず、一方で相手に数少ないチャンスを決められ1-2で敗戦した早稲田。残りの8試合、全勝の勢いでいかなければ、1部昇格は難しくなった。チームとして切り替え、なんとしても1部昇格を成し遂げるために、今回出た課題を修正し、次の試合に臨みたい。

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