2024年 第38回関東大学女子サッカーリーグ 第15節 vs日本体育大学

この試合の戦評

雲ひとつない青空が広がる中、関東大学女子サッカーリーグ後期第4節の延期分がホームで行われた。対する相手は、日本体育大学。熱く泥臭く闘い、早稲田のサッカーを体現するべく試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。14分、自陣右サイドから上げられたクロスをクリアしきれず、セカンドボールを拾われてシュートを打たれ、先制点を許す。25分、15千葉→11宗形の選手交代を行う。35分、相手にスルーパスで抜け出されてシュートを打たれるが、1石田のビッグセーブでピンチを逃れる。その後、相手ゴールに迫るも得点には至らず、0-1で前半を終える。

後半はア女ボールでキックオフ。55分、ペナルティエリア付近で相手にFKを与えてしまい、こぼれ球を押し込まれ追加点を許す。2点差となるも、リスタートから反撃を仕掛け、56分、左サイドから右サイドへ展開し、24三宅がドリブルで突破。クロスに8白井が頭で合わせ、1点を返す。62分には相手FWの強烈なシュートを1石田がセーブし、さらに72分にも相手のカウンターで一対一の場面となるが、1石田が素晴らしい反応で失点を防ぐ。77分、相手GKのパスミスに反応した8白井がそのままシュートを放ち、2-2の同点に追いつく。逆転を狙うア女は体の張ったプレーで攻守にわたって奮闘。そして90+3分、11宗形のCKに10築地がヘディングで合わせ、こぼれ球を拾った8白井が強烈なシュートを決めて逆転。最後まで集中した守備を見せ、3-2で試合終了。

先に2失点を許し厳しい展開が続いたが、誰一人として下を向くことなく最後まで闘い続けたことで、3点を取り返し逆転勝利を収めることができた。この勝利を自信にしつつ、決して満足することなく、さらなる高みを目指していきたい。今後の試合に向けては、球際での強さや切り替えの速さといった課題に取り組む必要がある。残り限られた公式戦を一度も負けずに戦い抜くために、日々の練習から一つ一つ積み上げていきたい。

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