JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第11節 vs立正大学

この試合の戦評

リーグ戦中断期間中に行われたアミノバイタルカップでは、苦しみながらも勝ちを重ね、なんとか全国への切符を掴み取ることができた早稲田。その勢いのまま、今節対戦する相手は順天堂大学。日本一、そして一部昇格を目指す上で絶対に負けられない上位対決。アミノバイタルカップで培ったチーム力やタフさを活かして、必ず勝利を掴み取りたい。

前半は立ち上がりから順天堂大学に攻め込まれる展開が続き、再三相手のクロスボールからピンチを迎えるも、16海本を中心に粘り強い守りを見せる。徐々に早稲田もボールを握る時間帯が増え、22林の効果的なロングボールや、セットプレーからチャンスを作るもゴールまでには至らず前半は0-0で終了。

前半は一進一退の攻防が続き、お互い決定的なチャンスを作れず終了した。後半は交代選手を上手く使い先制点を奪うため、もう一段ギアを上げて臨みたい。

後半も互いに譲らない展開が続く。後半25分、早稲田の左サイドを崩され、抜け出した相手選手が右足を一閃。これが決まり相手に先制点を奪われてしまう。失点直後、早く追いつき、逆転したい早稲田は8東に替えて15松尾を投入する。後半33分、早稲田の左サイドを相手の巧みなドリブルで崩され、危ないシーンを作られるも、16海本のセーブによってピンチを凌ぐ。その後も19石井や23瀧澤暖を投入し、早稲田が攻撃する時間が続くもゴールが遠く0-1で敗戦。

上位に食い込むためにも絶対に勝ち点3が欲しかった試合だったが、終始決定機を作れずノーゴールに終わった。次節必ず勝利し、連敗を食い止めるためにも、今節出た課題をしっかりと修正し、次の試合に臨みたい。

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