2024年 第30回関東女子サッカーリーグ 第5節 vs南葛SC WINGS

この試合の戦評

関東女子サッカーリーグ前期第5節がアウェイで行われた。対する相手は南葛SC WINGS。敗戦が続いている悔しさをここでぶつけるべくチーム一丸となって試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。前半から相手に攻め込まれる展開が続く。11分、自陣中央を打開され相手にシュートを打たれるが6木南がスライディングでブロックしピンチを防ぐ。13分、自陣ゴール前で混戦し、シュートを打たれるが21田村がセーブし難を逃れる。全員で相手の攻撃を耐えていたものの、21分、相手のクロスからヘディングで合わせられ失点。その後も31分、相手のスルーパスからシュートを打たれ失点。35分、ビルドアップミスからボールを失いロングシュートを打たれ失点。0-3と大量失点を許してしまう。40分に8白井のスルーパスに抜け出した24三宅がゴールに流し込み1点を返すも、前半は1-3で終了。

53分、GKへのバックパスを相手に奪われ失点。1-4とさらに点差が開いてしまう。その後も相手に主導権を握られた試合展開が続く。58分、自陣右サイドを突破され、シュートを打たれるも21田村がなんとかはじき出す。70分、4小林の粘り強い守備で相手のシュートをブロックする。73分には13栗田→24阪本、77分には32河合→29今井、22川本→19生谷の交代を行う。ここで勢いをつけたいところだが、相手に押し込まれる展開が続いてしまう。終盤にかけて少しずつ早稲田がボールを回しはじめるが、相手の守備の固さからなかなかシュートを打たせてもらえず1-4で試合終了。

前半で大量失点を許してしまい、これで3連敗と悔しい結果になった。前節の反省から多くの選手が下を向かず最後まで声を出して闘った。しかし、球際や1対1など｢個｣の強さが圧倒的に足りない現実を突きつけられた。この結果をどれだけの選手が重く受け止め、日々の行動に移せるか。｢悔しい｣という感情だけで終わらせないかが重要だと思う。次こそは勝ってみんなと喜びたい。そのために、今からできることを各々が考え実践していく。

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