2024年 第30回関東女子サッカーリーグ 第4節 vs日体大SMG横浜サテライト

この試合の戦評

関東女子サッカーリーグ前期第4節がアウェーで行われた。対する相手は昨日の関カレと同じ日本体育大学。前節の十文字戦の敗戦の悔しさを糧にして、自分達が積み上げてきたものを体現しようと試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。3分、サイドからクロスを上げられシュートを打たれるも、21田村のナイスセーブでことなきを得る。14分、またもやサイドを攻め込まれ、クロスからシュートを打たれるも、ボールはバーの上へ。
ロングボールで攻め込まれる時間帯が続くが、4小林、17淀川、6木南を中心に集中した守備でゴールを割らせない。36分、相手GKからのパスを33望月がカットし、26米村→22川本へとラストパスが渡る。22川本がシュートを放つも枠を捉えることができない。44分、センターハーフ付近でセカンドボールを拾われ、スルーパスで相手FWに抜け出されてしまう。そのままGKと1対1を作られ、左隅へとボールを流され失点。前半終了間際に失点を許し、0-1で前半終了。

57分、8白井が左サイド裏へと抜け出し、22川本へボールを落とす。22川本があげたクロスに26米村がヘディングで合わせるが、惜しくもGK正面で得点には繋がらない。63分、左サイドから上げられたクロスに、ヘディングで合わせられてしまい失点。0-2と点差を広げられてしまう。しかし直後の67分、32河合から24三宅へスルーパスが渡り、24三宅がサイドを突破しマイナスへとクロスを送る。そこに合わせた26米村が右足を振り抜くと、ボールはゴールに吸い込まれ、1-2とする。71分、32河合→ 29今井の交代を行う。勢いに乗りたいア女は果敢に前線へボールを送る。81分には13栗田→ 20阪本の交代を行う。85分、8白井から24三宅へボールが渡ると、24三宅が右サイドを突破しクロスを上げる。そのボールに8白井が頭で合わせるも、ボールはわずかにバーの上へ。その後も、ロングボールとテンポの良い崩しでゴールを目指すも、得点には繋がらず、1-2のまま試合終了。

攻め込む時間が長く、多くのチャンスを作るも、決め切ることができず、悔しい結果となった。相手の勢いに押される状況が続く中、ピッチに立っている選手で自分達の雰囲気を作ることが出来なかった。一人一人が「闘う」という強い気持ちを持って臨むことが、勝ち切るために必要不可欠であると痛感した。「日本一」を目指す基準に達していない現状に目を向け、全員が個人・チームの課題と向き合わなければならない。

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