2024年 第30回関東女子サッカーリーグ 第3節 vs十文字高等学校

この試合の戦評

関東女子サッカーリーグ前期第3節が、ホーム東伏見グラウンドで行われた。対する相手は今シーズンからリーグ1部に参入となった十文字高校。エネルギッシュで勢いのある相手に対して、身構えることなくア女のサッカーを体現しようと試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。29分、自陣左サイドを突破され、鋭いシュートを放たれるも21田村のナイスセーブで事なきを得る。36分、相手陣地左サイドでFKを獲得。22川本が蹴ったボールに15千葉が頭で上手く合わせるも、わずかにゴールを外れる。キックオフから集中した入りでができ、自分たちでペースを組み立てながら、相手ゴールに攻めるも得点には結び付かず、0-0で前半終了。

ハーフタイムには、22川本→2新井、15千葉→27福岡、3杉山→5田頭の交代を行う。

57分には、29今井→7﨑岡の交代を行う。選手交代でより一層、攻撃に厚みをかける。65分、相手ゴール前をすり抜けたボールに27福岡が反応して、相手GKと一対一の状況になるが惜しくも得点には至らない。続く66分にも、7﨑岡がボールを納め、27福岡にスルーパスを送り、そのままミドルシュートを放つもボールは枠外へ外れる。ア女が攻撃のペースを掴み始め、果敢に攻撃を仕掛ける。しかし、75分、自陣でのパスミスを拾われ、ペナルティエリア手前から相手にミドルシュートを打たれ失点。0-1となる。77分、26米村→19生谷の交代を行う。その後も、ロングボールを中心に最後まで相手陣地に攻め込むも、一点が遠く0-1のまま試合終了。

両者譲らぬ激しい攻防が続く中、自分たちのミスから失点を許し、敗北を喫した。チームとしての積み上げをしていく中で、個人のスキルアップが必要不可欠であると再認識した。勝つためにどう行動していくのか、「全員が」チームと自分と向き合い、次節に臨みたい。

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