JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第3節 vs慶應義塾大学

この試合の戦評

前節は、日体大に1-4で敗北を喫した早稲田。今節は、慶應義塾大学との早慶戦。去年の定期戦では、1-0で勝利した相手との対決となる。関東リーグ開幕から現在まで1分1敗と、思うような結果が出ていない中で、絶対に負けられない相手に勝利してリーグ戦に勢いをつけたい。

前半5分、立ち上がりに隙を突かれ、ロングシュートを決められ、序盤に失点を許してしまう。同点を狙う早稲田は、ボールを支配する展開が続くも、相手のゴール前まで前進できない。前半32分、相手FWにドリブル突破を許すと、こぼれ球を決められ、追加点を許し、前半を0-2で折り返す。

前半の早い段階に失点し、立て直しきれずに追加点を許してしまい、前半を終えた早稲田。ここから逆転するために、ベンチ含め総力戦で後半に挑みたい。

逆転を狙う早稲田は後半開始から猛攻を仕掛ける。後半9分、連携で崩し、最後は9駒沢がシュートを放つも、相手DFに防がれる。直後のコーナーキックのこぼれ球から10山市がシュートを放つも、相手GKに防がれる。後半14分、早稲田のコーナーを弾いた慶應のカウンターが決まり、追加点を許す。その後は両者チャンスを作れず、均衡した展開が続く。後半34分、自陣でのミスを拾われ、さらに追加点を奪われる。後半45+3分、8東のクロスを5石川が折り返し、9駒沢が決め、1点を返すも、1-4で試合終了。

失点してから修正しきれず、4失点という結果になった。自分たちの時間もあったものの、シュートを決め切る力に欠け、逆にカウンターやビルドアップミスなどで失点を喫した。早慶戦という大一番で結果としては大敗となってしまったが、今節出た課題を次節に生かし、次は勝ち点3を積み上げたい。

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