JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第1節 vs立教大学

この試合の戦評

関東2部リーグ開幕戦。関東1部リーグに復帰するために、シーズン始動から約2ヶ月間、新体制で最大限の準備をしてきた。昨年と同じく立教大との開幕戦、絶対に勝利を掴みとり、良いスタートを切りたい。

試合開始直後、ロングキックを受けようとした早稲田9駒沢がファウルを受け、7伊勢のFKから4神橋が頭で合わせるが、惜しくも、ゴール右に外れる。その後、序盤は4神橋、13笹木を中心に安定した守備を見せ、9駒沢を中心に攻撃を仕掛けることで、優勢に試合を進める。前半8分、7伊勢がペナルティエリア手前からあげたクロスに9駒沢が高い位置で合わせるが、惜しくもボールは、ゴールの上に抜ける。その後、早稲田も相手ゴールに迫るがチャンスをものにできない。徐々に相手にボールを持たれ、苦しい時間が続き、41分、相手のCKからファーサイドネットに直接決められ、相手に先制点を許す。前半43分、5石川がペナルティエリアでクロスをあげ、8東がタイミング良くヘディングで合わせるが相手キーパーの好セーブに阻まれ、ゴールを奪いきれない。そのまま0-1で前半終了。

前半序盤から、試合を優位に進めていた早稲田。しかし、チャンスをものにすることができず、前半40分にはCKから相手に先制を許してしまう。前半の課題を修正して、必ず後半に巻き返しを図りたい。

後半立ち上がり、相手にチャンスを作られるが、早稲田1ヒルを中心に固い守りを見せる。後半5分、5石川があげたクロスに18鈴木が合わせるがボールはキーパー正面に飛んでしまう。後半21分、CKからゴール前で混戦となりこぼれたボールをもう一度中に放り込む。ファーサイドで待っていた9駒沢がゴール左に強いシュートを放つも相手DFに阻まれる。後半22分、FKに8東が頭で合わせるが、惜しくもクロスバーに当たりなかなか1点を取ることができない。そして、後半26分、10山市がFKを獲得。7伊勢が蹴ったボールは、完璧な軌道でゴールネット右上に吸い込まれ、ついに得点する。その後、相手ゴールに何度か迫るが、得点には至らないまま、1-1で試合終了。

主将である7伊勢中心に戦うも、関東2部リーグ開幕戦で勝ち点1と悔しい結果となった早稲田。今節の振り返りから、次節は必ず勝利を掴み取れるよう、1日1日を大切にしていきたい。

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