早稲田 | 1 | 0 – 0 1 – 0 |
0 | 帝京平成 |
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(75分)後藤 若葉 | 得点 | |||
(67分)後藤 若葉 | 警告・退場 | |||
6 | シュート | 6 | ||
11 | GK | 6 | ||
2 | CK | 6 | ||
12 | 直接FK | 2 | ||
0 | 間接FK | 0 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 1 | 石田 心菜 |
DF | 2 | 夏目 歩実 |
DF | 3 | 後藤 若葉 |
DF | 5 | 田頭 花菜 |
DF | 6 | 浦部 美月 |
MF | 7 | 笠原 綺乃 |
MF | 9 | 三谷 和華奈 |
MF | 10 | 築地 育 |
MF | 30 | 大山 愛笑 |
FW | 26 | 千葉 梨々花 |
FW | 28 | 崎岡 由真 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 16 | 丸山 翔子 |
DF | 4 | 堀内 璃子 |
DF | 13 | 木南 花菜 |
DF | 17 | 藤田 智里 |
DF | 25 | 杉山 遥菜 |
MF | 8 | 白井 美羽 |
MF | 18 | 栗田 彩令 |
MF | 27 | 新井 みゆき |
FW | 14 | 生田 七彩 |
分 | OUT | IN |
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61 | 崎岡 由真 | 白井 美羽 |
83 | 三谷 和華奈 | 新井 みゆき |
90+2 | 千葉 梨々花 | 生田 七彩 |
この試合の戦評
第32回全日本大学女子サッカー選手権大会準決勝が大学サッカーの聖地、味の素フィールド西が丘で行われた。対する相手は帝京平成大学。関カレ前期では0-4と屈辱的敗戦を喫した相手。まずはこの様なご時世にサッカーができることに感謝して、早稲田らしく闘うことを全員で意気込んで試合に臨んだ。
前半は早稲田ボールでキックオフ。4分、3後藤からの前線へのフィードに28﨑岡が抜け出そうとするも相手キーパーにクリアされる。10分、相手に左サイドを突破されるも5田頭のブロックで相手CKに。CKが2度続くも集中した守備でゴールを割らせない。19分、3後藤から9三谷へロングボールが渡ると9三谷がドリブルで仕掛けてCKを獲得。しかしこれはシュートまでいくことはできない。22分、相手の中央での崩しから相手選手に抜け出されるも2夏目のカバーリングでボールを奪い返す。29分、5田頭からのパスをフリーで受けた7笠原がターン。そのパスに抜け出した6浦部からのクロスに9三谷が飛び込みシュートを放つも相手ディフェンダーのブロックに合い、CKを獲得。40分、自陣でのミスから相手にカウンター攻撃をくらい相手選手と1石田が一対一になるも、相手のシュートはゴール上に外れ九死に一生を得る。43分、28﨑岡の粘りから30大山にボールが繋がり、10築地がパスを受けミドルシュートを放つも枠を捉えることはできない。決定機を作られるも両者得点を譲らず、0-0のまま前半終了。
HTには前線のプレスの掛け方と、相手ディフェンスラインの背後をより積極的に狙って行くことを確認した。改めて、全員で絶対に勝とうと気合いを入れて後半に臨む。
後半は相手ボールでキックオフ。49分、相手陣中央で獲得したFKを30大山がゴール前に放り込むも触ることができず、相手キーパーがキャッチ。54分、自陣左サイドからクロスを上げられ相手フォワードに収められるも3後藤のカバーリングにより難を逃れる。60分、9三谷、2夏目の関わりで右サイドを突破し2夏目がクロス。このボールに28﨑岡が頭で合わせるも相手キーパーにキャッチされ得点には至らず。得点が欲しいア女は61分、28﨑岡→8白井の交代を行う。67分、相手ロングボールに抜け出そうとした相手を止めた3後藤にイエローカードが提示される。75分、待望の瞬間を迎える。6浦部のドリブル突破から、左サイド深くでFKを獲得。30大山からのニアへの早いボールに、3後藤が頭で合わせ遂に均衡が破られ1-0とする。得点後の気を引き締めてなくてはならない時間帯の77分、自陣右サイドでの相手スローインからクロスを上げられ、相手に頭で合わせられるも1石田のナイスセーブ。83分、9三谷→27新井の交代を行う。するとその27新井が魅せる。85分、ルーズボールを拾った27新井がそのままドリブルで駆け上がりシュート。このシュートは惜しくもキーパー正面となるが、チームに勢いをもたらす。89分、自陣中央付近で相手にFKを与えるも、相手の頭で逸らしたシュートはゴール上に外れる。90+2分、26千葉→14生田の交代を行う。試合終盤は相手に押し込まれる時間帯が続くも、全員で集中した守備を続け1-0で試合終了。
楽な時間帯なんて1秒もなかった。しかし、全員で闘い抜き、1点を守り切り決勝の切符を手にすることができた。インカレ決勝。舞台は整った。この1年間で積み上げてきた自分達のサッカーに誇りを持ち闘おう。この1年間たくさん悩み苦しみながらも成長してきた自分に誇りを持ち闘おう。そして、早稲田の、ア式蹴球部女子の誇りを胸に闘い抜こう。どんな立場の人でも、全員がチームの為に全力で闘えるア女なら絶対に大丈夫。1月6日西が丘で笑うのはア女だ。ア女2023最終章、全員で絶対に日本一になろう。さあ、行こう。
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