JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第18節 vs青山学院大学

この試合の戦評

前節、関東大学サッカーリーグ2部首位を走る駒澤大学を相手に0-0で試合を終えた。前半は相手のロングボールを多用した攻撃に押し込まれる時間帯も多く、苦戦。一方で後半はチャンスを多く作るが、決め切ることが出来ずに勝ち点1を分け合う形となった。今節の相手は現在10位の青山学院大学。昇格のために必ず勝ち点3を掴み取り、上位に食い込んでいきたい。

前半は立ち上がりから激しい攻防が続く。前半7分、青学大にドリブル突破からシュートを打たれるも1ヒルがセーブ。その後も何度か青学大にチャンスを作られるも、3中谷、27神橋を中心に集中した守備で得点を許さない。時間の経過と共に早稲田がボールを持つ時間を増やしていき、2森の突破やコンビネーションからチャンスを伺う。前半21分、10植村のボール奪取から11小松にスルーパスを送る。ボールを受けた11小松があげたクロスに23成定が合わせるも相手にクリアをされる。その後も互いにインテンシティを高く保ち、一進一退の展開が続く。前半45分、ビルドアップのミスから青学大にシュートを打たれるも1ヒルがしっかりと抑える。その後も得点が動くことはなく0-0のまま前半終了。

前半開始からお互い譲らぬ展開が続き、スコアレスで折り返した早稲田。ボールを支配するも、中々シュートを打つことが出来なかった。後半は攻勢を強め、必ず勝利を掴み取りたい。

後半開始直後から早稲田はアグレッシブな姿勢でゲームを支配する。そして迎えた後半8分、右サイドでボールを受けた14山市がカットインからミドルシュートを決め、早稲田が先制に成功する。その後は早稲田が一方的に押し込む展開に持ち込む。後半13分、2森のクロスを27神橋が折り返すと、そのボールを7安斎が押し込み追加点を奪う。後半20分、10植村がドリブルで侵入しシュートを打つと、ポストに当たったこぼれ球を14山市が詰め3点目。後半36分、ショートコーナーから10植村がシュートを放つが、惜しくもポストに当たる。試合終了間際の後半43分、背後に抜け出した26鈴木がダメ押しの4点目を奪う。終盤は6平松を中心に試合を締め、4-0で試合終了。

攻守共に迫力あるプレーで青学大を圧倒した早稲田。攻撃的なサッカーを示すことが出来た。次節の相手は日本体育大学。来週も質の高い練習を積み上げ、昇格に向けて連勝を掴み取りたい。

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