JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第10節 vs順天堂大学

この試合の戦評

前節、作新学院大学に21山田を中心とした堅守と18駒沢の5ゴールなど、7-0という大量得点と無失点で勝ち点3を獲得した早稲田。今節の順天堂大学戦では前半、フリーキックから失点を許し先制されるが、早稲田17本保が同点弾を奪い前半を1-1で終えた。後半開始直後に照明の不具合により、試合が中断され、後半5分からの再試合となった。後半5分から開始される今節は、前節の勝利の勢いそのままに逆転ゴールを奪い、勝ち点3を是が非でも獲得したい。

後半7分、順天堂にフリーキックからシュートをチャンスを作られるが、21山田がセーブする。後半18分、14山市がゴール前でこぼれ球を拾い、左足でシュートを放つが、惜しくも枠を外れる。後半も中盤までは拮抗した状態が続く。後半32分、11小松に変わって15東が投入される。後半33分、先ほど投入された15東がコーナーキックの流れからのこぼれ球をシュートするが、順天堂の選手に阻まれてしまう。

後半終盤も一進一退の攻防が続き、早稲田はなかなかゴールチャンスを作ることができない。後半アディショナルタイムは3分。早稲田としては全身全霊をかけてゴールネットを揺らしたい。しかし後半47分、順天堂にゴール前で押し込まれ、こぼれ球を相手選手がミドルで叩き込み、失点してしまう。そのまま反撃はできずに試合終了。早稲田は1-2の敗戦となった。

前節大量得点で勝利を収め、ホームで2連勝を掴み取りたかった早稲田。しかし、試合終盤にミドルシュートを決められ、痛い敗戦となってしまった。中断開けの次節以降は、一つの敗戦も許されない状況になった早稲田。9月から始まる総理大臣杯で勢いをつけ、今季の目標の一つである「関東一部昇格」に向けて、覚悟を持って取り組んでいきたい。

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