JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第14節 vs作新学院大学

この試合の戦評

前節、立教大に立ち上がりのセットプレーから2失点を許すものの後半になんとか追いつき、引き分けで試合を終えた早稲田。今節の相手は前期、2-0で勝利を収めた作新大。上位争いに食い込むためにも必ず勝利を収めたい。

良い試合の入りから早稲田がペースを握る展開となる。すると試合開始早々、前半3分に左サイドを駆け上がった2森のクロスに18駒沢がダイレクトで合わせ、先制に成功する。その後も早稲田がボールを保持しながらチャンスを伺う。対する作新大はロングボールを中心に攻め込むがCBの4小倉、6平松が跳ね返し続け、チャンスを作らせない。前半20分には、18駒沢の横パスを15東がダイレクトでゴール右端に狙い済ましたシュートを放ち2点目を獲得。続く前半33分、2森のFKから18駒沢が頭で合わせ、得点。そして前半43分には、18駒沢が背後に抜け出し、そのままペナルティエリアまで持ち運びゴール左にシュートを決め、ハットトリックを達成する。作新大にピンチを作らせないまま、4-0で前半を終える。

立ち上がり3分に先制点を獲得し、いい試合の入りを見せた早稲田。その後も集中した守備で相手にピンチを作らせず、前半に4点と大量得点を奪い4-0で試合を折り返した。後半は交代選手を使いながらより一層ゴールに迫り得点を奪いたい。

後半も立ち上がりから作新大ゴールに迫る早稲田。後半7分、2森のCKから18駒沢が頭で合わせて5点目を獲得する。続く後半16分、14山市が獲得したPKを18駒沢がこの日、自身5得点目となるゴールを決める。後半33分には、途中交代で入った11小松のスルーパスに抜け出した9奥田が相手GKとの一対一を冷静にかわし、ゴールに流し込む。その後も交代で入った26鈴木、28光田が果敢に攻め込みゴールを狙いにいく。守備陣も集中した堅い守備で相手にチャンスを与えず失点を許さない。最後まで攻撃の手を緩めることなくゴールに迫り続けた。7点のリードを保ったまま7-0で試合終了。

前節の立ち上がりの2失点を教訓に、今節は立ち上がりから先制点を獲得した。その後も18駒沢の前半のハットトリックと後半の2得点や9奥田、15東の得点により7点の大量得点を奪った。守備陣も堅い守りを見せて無失点と完封勝利を収めた。一部昇格に向けて負けられない試合が続く中、今後の弾みとなる勝利になった。来週の順天堂戦に向け、最高の準備をしたい。

この試合の写真一覧

画像をクリックして拡大画像をご覧ください。（拡大画像をクリックすると元に戻ります）