JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第13節 vs立教大学

この試合の戦評

前節、山学大にラストワンプレーで失点を許し、1部昇格のために残された試合は落とすことができなくなった早稲田。今節の相手は、前期に3-1で勝利した立教大。良い流れを取り戻すためにも、必ず勝利を収めたい。

開始直後からボールを支配し、左サイドの2森、11小松を中心にチャンスを伺う。その後は、相手のロングボールを中心とした攻撃に苦しむも27神橋を中心に粘り強い守備を見せる。しかし、前半16分にFKを頭で合わせられ失点を許してしまう。前半21分、10植村がミドルシュートを放つも惜しくも枠を捉えることはできない。前半27分、左サイドのFKを一度1ヒルが跳ね返すも、その折り返しを相手に詰められ2失点目を喫する。失点後は早稲田10植村を中心にボールを保持しペースを握り始める。前半40分、14山市のクロスを18駒沢が頭で合わせるも枠を捉えることはできない。続く前半44分、2森の仕掛けからチャンスを作るも、相手GKに阻まれてしまう。前半終了間際、スローインの流れからピンチを招くも24伊勢の体を張った守備でゴールを許さず、そのまま0-2で前半を終える。

前半は、10植村、11小松を中心にボールを保持していたものの、セットプレーの流れから前半16分、27分に失点してしまう。その後はチャンスを作るも決め切ることはできなかった。後半は逆転するためにも、チャンスを必ずものにしたい。

後半5分、相手にペナルティーエリア内に侵入され、シュートを打たれるも1ヒルがファインセーブを見せる。後半8分、中央付近のFKを2森が直接狙うも枠を捉えることはできない。後半15分、15東のパスを背後に抜け出した18駒沢が落とし、10植村がそのボールをダイレクトで押し込み得点。1点差に詰めよる。後半26分、2森のクロスのこぼれ球を10植村がダイレクトで放つも、相手にDFに阻まれてしまう。後半29分、24伊勢があげた左からのクロスを18駒沢が足で合わせ同点に追いつく。後半39分、FKのこぼれ球を5石川が奪い、そのままシュートを放つが惜しくも枠を捉えることはできない。後半46分、中央付近のFKから直接狙われるが1ヒルがセーブしゴールを許さない。その後は、ボールを保持するがチャンスを作ることができず、2-2で試合終了。

後期初の勝利を掴み、1部昇格に向けて弾みをつけたかった早稲田。しかし、勝ち切ることができず2試合連続の引き分けになってしまった。次節は、前期2-0で勝利した作新大。良い流れを呼び戻すためにも、必ず勝ち点3を掴み取りたい。

この試合の写真一覧

画像をクリックして拡大画像をご覧ください。（拡大画像をクリックすると元に戻ります）