JR東日本カップ2013 第87回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第17節 vs順天堂大学

この試合の戦評

前節筑波大に1-3で敗戦を喫し、優勝するには残り6戦を全勝するしかなくなった早稲田。
今週1週間、自分達のサッカーを再度見つめ直し、強みに磨きを掛け直して試合に臨んだ。

取り組んできた成果が前半立ち上がりから発揮される。
ひとつひとつの競り合いや球際で相手を上回り、ボールを支配し、サイドからチャンスをつくる。
すると、36分。
左サイドからの近藤洋のクロスを榎本が合わせる。
するとこのシュートが相手DFに当たり、そのままゴール。先制点を奪う。
さらに2分後の38分。センターサークル付近で池西が抜群の出足からボールを奪い、宮本へパス。
ドリブルで仕掛けながら左サイドへ展開すると、最後は近藤洋がカットインから右足を振り抜き、追加点を挙げる。
自分達の狙いとする形で2点のリードを奪って前半を終えた。

ところが後半、中盤のバランスを変化させた相手に対して劣勢を強いられる。
前へ前へプレッシャーをかけ、アクションを絶えず起こす順天堂に押し込まれてしまい、ボールを奪っても効果的に前へ運べず苦しい時間が続く。
すると62分、カウンターから右サイドを突破され、早いタイミングでクロスを入れられると、準備が間に合わず、失点。2-1とされる。
更には82分、細かくパスをつながれ大きく揺さぶられ、中央からシュートを打たれる。
一度はセーブするも、こぼれ球を押し込まれ、2-2。同点とされる。
そこからなんとか勝ち点3を奪うべく攻勢に出る。
87分には池西の折り返しから近藤洋が右足でシュートを放つも、GK正面。
2点のリードを守りきれず、痛い引き分けに終わった。

この試合の写真一覧

画像をクリックして拡大画像をご覧ください。（拡大画像をクリックすると元に戻ります）