2023年 第14回関東大学女子サッカー Blossom League 第2節 vs東海大学

この試合の戦評

じめじめとした蒸し暑い気候の中、Blossom League第2節がホーム東伏見グラウンドで行われた。対する相手は東海大学。自分たちで立てた目標を達成するべく、チーム一丸となって試合に臨んだ。

前半はア女ボールでキックオフ。2分、22阪本から18栗田へボールが渡りシュートを放つも、相手ディフェンスに阻まれる。そのまま勢いにのり、相手ゴールへ迫る。13分、CKを獲得すると18栗田のボールに26千葉が頭で合わせる。しかし、これは相手DFにクリアされる。15分、左サイドから29川本のクロスに26千葉が頭で合わせるも枠をとらえることができない。21分、27新井が右サイドを突破し前線にボールを送るも合わせることができない。ア女がボールを支配する時間が多い一方、なかなかシュートまでいけず、もどかしい時間帯が続く。その間にラストパスを相手に奪われ、何度かカウンターを受けるも5田頭を中心に相手にチャンスを作らせない。39分、29川本が相手に倒されFKを獲得。それを18栗田がリスタート。ボールを受けた29川本がシュートを打つが枠を捉えることができない。43分、CKを獲得し、18栗田のボールに5田頭が頭で合わせるも相手にクリアされる。なかなか決め切ることができず、0-0のまま前半が終了。

ハーフタイムには、ボールの奪いどころを全員で整理した。声をかけあって意図を合わせること、ラストパスの質を上げることを再確認した。また、27新井→28﨑岡、5田頭→4堀内の選手交代を行う。

後半は相手ボールでキックオフ。47分、自陣でFKを与えてしまい、そのボールに相手が頭で合わせるが、ゴールを外れる。50分、28﨑岡からボールを受けた22阪本が打ったシュートは惜しくもクロスバーを超える。59分、相手にCKを与えてしまい、ファーで合わせられるも枠の外。両者ともに譲らない試合展開が続く。62分、右サイドから17藤田がクロスをあげ、26千葉の落としに18栗田がシュートを放つも枠を捉えることができない。66分、CKを獲得。18栗田のボールに23生谷が頭で合わせるも、得点には至らない。74分、自陣でFKを与えてしまうが、何とか弾き出す。その直後、相手のCKは大きくクリアすることができず、相手にシュートを打たれてしまうが枠の外で事なきを得る。78分、相手に右サイドを突破され、クロスをいれられる。中の選手が合わせたシュートはクロスバーに直撃したため、失点には至らない。しかし、85分、ビルドアップ中にボールを失い、自陣中央から相手にロングシュートを打たれ、失点してしまう。何とか取り返そうと全員でゴールを目指したが、取り返すことができず0-1で試合終了。

両者譲らない展開の中、試合終盤に失点し、悔しさが残る敗戦となった。各々が自分の課題ともう一度向き合い、チーム力を高めていく必要がある。この悔しさを忘れず、来週の試合に向けてチーム全員で高めあっていきたい。

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