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2023年 第14回関東大学女子サッカー Blossom League 第1節 vs尚美学園大学

2023年6月25日(日) 16:00キックオフ @東伏見グラウンド vs尚美学園大学
早稲田 3 1 – 1
2 – 1
2 尚美学園
(6分)崎岡 由真
(86分)千葉 梨々花
(90+2分)栗田 彩令
得点 (39分)
(76分)
  警告・退場  
11 シュート 8
11 GK 6
5 CK 4
2 直接FK 5
5 間接FK 5
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 16 丸山 翔子
DF 5 田頭 花菜
DF 15 小林 舞美
MF 13 木南 花菜
MF 20 澤田 美海
MF 22 阪本 環
MF 23 生谷 寧々
MF 29 川本 美羽
FW 12 大森 美南
FW 18 栗田 彩令
FW 28 崎岡 由真
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 21 田村 亜沙美
MF 27 新井 みゆき
FW 26 千葉 梨々花
選手交代
OUT IN
51 生谷 寧々 新井 みゆき
79 澤田 美海 千葉 梨々花

この試合の戦評

風も吹かず蒸し暑い天気の中、Blossom Leagueが東伏見で開幕。第1節の対する相手は尚美学園大学。全員で目標を共有し、一人ひとりが失敗を恐れず挑戦しようと試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。3分、右サイドを突破して12大森が中へクロスを送る。ファーサイドにいた18栗田が左足で上手く合わせるも枠を捉えることができずゴールキックとなる。試合開始早々、相手陣内でのプレーが続き、いい試合の入りを魅せる。6分、早くも試合が動く。左サイドでパスを回し、13木南からペナルティエリア手前にいた20澤田に鋭いパスが渡る。20澤田からパスを受けた28﨑岡が相手をかわし冷静に放った左足のシュートはサイドネットに吸い込まれ、先制点をあげる。1-0となる。12分、中盤での激しい攻防が続く中、全員で追加点を狙いにいく。15分、自陣右サイドを突破され、相手にミドルシュートを打たれるも16丸山が冷静にキャッチ。22分、相手に自陣左サイドからクロスを上げられクリアすることができず、右サイドから二次攻撃を受ける。しかし、12大森、15小林、5田頭、13木南の安定した守備で相手にチャンスを与えない。27分、28﨑岡から23生谷へ送られたスルーパスは相手DFに阻まれる。だが、23生谷が素早く切り替えプレッシャーをかけ相手のミスを誘発。そのボールを回収した18栗田が思い切りシュートを放つが相手GKの好セーブに阻まれ、得点には至らない。33分、自陣左サイドからの相手のCKを中央で相手に合わせられるも全員の集中した守備で得点を奪わせない。39分、自陣でのビルドアップでボールを失い、GKと1対1の状況を許す。相手に冷静にシュートを流し込まれ失点。1-1となる。相手に押し込まれる時間帯が続く。45+2分、自陣左サイドで相手にFKを与えてしまう。精度の高いボールを入れられるが、体を張った守備でピンチを免れる。先制点を奪い、良い攻撃の形を作れていたものの、相手の勢いに押され失点を許し、1-1で前半が終了。

ハーフタイムには、守備のかけ方や奪い切ることを話し合い、個々でのプレーのすり合わせを行った。自信を持ち、追加点を狙いにいこうと士気を高め後半に臨む。

46分、22阪本の素晴らしいロングボールから20澤田が抜け出しクロスを上げるも相手DFにクリアされる。51分、23生谷→27新井の交代を行う。54分、16丸山の精度の高いロングフィードで右サイド27新井へボールが渡る。27新井→28﨑岡→29川本が連携のある崩しでゴールに迫るがシュートを打つことはできない。59分、12大森が中央にポジションをとっていた18栗田の足元へふわりとしたロングボールを送る。攻撃のチャンスになるところだったが、惜しくもオフサイドの判定となる。61分、自陣でのビルドアップからボールを失い、相手にCKを与えてしまう。そのCKを相手に合わせられるもシュートは枠を外れ、事なきを得る。DFラインを中心に集中した守備で簡単にゴールを割らせない。66分、前線から果敢にプレッシャーをかけボールを奪う。27新井から18栗田が中央でパスを受け、20澤田へスルーパスが渡る。20澤田がシュートを打つも相手の堅い守備に阻まれる。69分、CKを獲得。29川本の質の高いボールが送られゴール前での混戦からチャンスを作るが得点には至らない。セットプレーから幾度もチャンスを作る。74分、28﨑岡が前線からの献身的な守備でボールを奪う。20澤田が起点となり29川本へパスが渡る。29川本が放った左足のミドルシュートは相手GKにキャッチされるものの、ゴールに迫るシーンが増える。76分、中盤で相手にフリーでボールを保持され、ゴール前にスルーパスを送られる。GKと1対1の状況を作られ、16丸山が反応良く飛び出すも、冷静にシュートを打たれ失点。1-2と逆転を許す。79分、20澤田→26千葉の交代を行う。86分、DFラインからテンポよくビルドアップをし、左サイドを崩す。22阪本から28﨑岡に鋭い縦パスが渡り、28﨑岡のワンタッチパスに反応した26千葉が冷静に逆サイドネットに流し込み、同点とする。90+1分、ビルドアップから29川本がボールを持ち、左サイド18栗田へロングボールを送る。そのままシュートを放つも相手DFのスライディングによりブロックされる。勝ち越しの一点を奪うべく、全員で猛攻を仕掛ける。そして90+2分、右サイド27新井がグラウンダーのクロスを中に送る。それを29川本がスルーし、反応した18栗田が落ち着いて放ったダイレクトシュートはゴールネットを揺らし、ついに逆転に成功。最後まで集中を切らさず3-2で試合終了。

一人ひとりがチャレンジし続けることを掲げたBlossom League開幕戦。逆転を許す苦しい展開となったが、相手の勢いに臆する事なく、最後まで全員で諦めることなく闘い抜いた結果、逆転勝利することができた。私たちはまだまだ強くなれる。さらにレベルアップできるようにこの勝利を自信にし、日々の練習からコミュニケーションを絶やさず求め合っていきたい。

この試合の写真一覧

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