2023年 第37回関東大学女子サッカーリーグ 第10節 vs帝京平成⼤学

この試合の戦評

帝京平成大学千葉キャンパスうるいどグラウンドにて、関東大学女子サッカーリーグ前期第10節が行われた。対する相手は帝京平成大学。今節こそ勝利して勝ち点3を掴み取るべく、チーム一丸となって試合に臨んだ。

前半は、相手ボールでキックオフ。3分、右サイドで9三谷、8白井、11宗形がリズムの良い崩しを見せる。11宗形のボールを受けた6浦部がキレのあるドリブルで相手をかわし、クロスをあげるが、GKにキャッチされる。12分、相手にDFラインの背後を取られ、クロスをあげられる。中でヘディングで合わせられるも、シュートは枠の外へ流れる。その後、押し込まれる時間帯が続くが、DFラインを中心に集中した守備を見せる。18分、11宗形がセカンドボールを回収し、9三谷へパスを出す。9三谷が8白井にアーリークロスを上げるが、得点には至らない。30分、相手のCK。1石田が見事な反応を見せるも、相手キッカーのボールが直接ゴールに吸い込まれ、先制点を許す。38分、3後藤からのパスを受けた7笠原が華麗なターンで相手をかわし、10築地へパスをつなげる。10築地の展開から6浦部がクロスをあげるが、惜しくも得点に結びつけることができない。42分、3後藤からのロングパスを受けた9三谷が果敢にドリブルで仕掛け、ファウルを獲得。しかし、11宗形が放ったFKはゴール上へと外れてしまう。前半のうちに追いつきたいア女だが、得点につなげることができず、0-1で前半終了とする。

ハーフタイムには、コーナーキックの修正とクロスの入り方、守備時のリスク管理などを確認し、後半に臨んだ。

後半は、ア女ボールでキックオフ。開始早々、右サイドから上がったクロスを合わせられる。一度は1石田が止めるも、こぼれ球を詰められ、失点。52分、自陣中央を崩され、相手にシュートを放たれるが、1石田が冷静にキャッチをし、事なきを得る。57分、4堀内→26千葉の交代を行う。61分、3後藤が相手陣地中央で倒され、FKを獲得。11宗形が良いボールを上げるも合わせることができない。64分、左サイドからのクロスを、走り込んできた相手に合わせられ失点。さらに67分、自陣でボールを失い、相手に崩され、失点。2夏目の声かけを中心に立て直しをはかるア女だが、なかなか攻撃のリズムを掴むことができない。72分、相手のCKの攻撃を3後藤の体の張ったブロックで守り抜く。その後は両者とも譲らない展開が続き、90+3分には、9三谷が果敢にドリブルで右サイドを突破し、攻撃のチャンスを作るも、最後までゴールネットを揺らすことはできず、そのまま0-4で試合終了。

絶対に負けられない試合だと臨んだ今節だったが、4失点を許す完封負けという悔しい結果となった。この結果を真摯に受け止め、ここからさらに強いア女になっていけるよう、一人一人が課題と向き合い、努力し続けていきたい。

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