早稲田 | 2 | 1 – 0 1 – 3 |
3 | OSAレイア |
---|---|---|---|---|
(7分)千葉 梨々花 (79分)淀川 知華 |
得点 | (81分) (83分) (86分) |
||
警告・退場 | ||||
3 | シュート | 17 | ||
8 | GK | 4 | ||
1 | CK | 8 | ||
7 | 直接FK | 9 | ||
3 | 間接FK | 1 | ||
0 | PK | 1 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 21 | 田村 亜沙美 |
DF | 4 | 堀内 璃子 |
DF | 13 | 木南 花菜 |
DF | 17 | 藤田 智里 |
DF | 25 | 杉山 遥菜 |
MF | 8 | 白井 美羽 |
MF | 19 | 淀川 知華 |
MF | 29 | 川本 美羽 |
FW | 26 | 千葉 梨々花 |
FW | 27 | 新井 みゆき |
FW | 28 | 崎岡 由真 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 1 | 石田 心菜 |
DF | 3 | 後藤 若葉 |
DF | 6 | 浦部 美月 |
MF | 20 | 澤田 美海 |
MF | 22 | 阪本 環 |
MF | 23 | 生谷 寧々 |
FW | 12 | 大森 美南 |
FW | 18 | 栗田 彩令 |
分 | OUT | IN |
---|---|---|
45 | 堀内 璃子 | 浦部 美月 |
67 | 白井 美羽 | 大森 美南 |
88 | 千葉 梨々花 | 澤田 美海 |
この試合の戦評
昨日の悪天候に引き続き、冷たい雨と分厚く黒い雲が東伏見を包み込んだ。そんな重たい空気をも跳ね除けようと意気込み、ホーム東伏見にて関東リーグ前期第4節に挑んだ。ア女の現在地と目標を再確認し挑んだ試合、選手たちの目には緊張と勝利への熱が伺えた。
前半は相手ボールでキックオフ。前半7分、相手陣地高い位置でのスローインから素早い攻撃で、左サイドを崩し、28﨑岡からクロスが上がる。29川本が見事な反応を見せミドルシュートを放つ。一度は相手ブロックされ高く上がったボールを、26千葉が頭で押し込み、ア女は先制点をもぎ取り1-0となる。先制点から勢いにのりたいア女だが、相手に押し込まれる時間が続く。15分には、セカンドボールを拾われピンチを招くが、25杉山の身体を張った守備でゴールを守り抜く。中盤での攻防が続くなかで28分、29川本の切り替えの早さが光り、高い位置でボールを奪い始める。39分、左サイドでボールを持った13木南が中央29川本へパスを繋ぎ、右サイド27新井へ見事なサイドチェンジを見せるも、オフサイドの判定となってしまう。追加点を狙うア女は、27新井、28﨑岡の思い切りの良い突破を起点に攻撃の手を緩めない。41分、自陣ゴール前の混戦から右サイドの相手選手にフリーでシュートを打たれるも、21田村が冷静にキャッチ。ことなきを得る。前半終了にかけて相手の勢いに押されるが、21田村を中心にコーチングが響き渡り、集中した守備を貫いた。1-0で前半を終える。
ハーフタイムには、ボールを奪い切るポイントとそこから攻撃へと繋ぎ切ること。守備において、相手の攻撃の自由を奪う立ち位置を確認した。また、4堀内→6浦部の交代を行う。追加点を狙う闘志を燃やし、選手はベンチを後にした。
後半は、ア女ボールでキックオフ。立ち上がりは、相手を勢いに乗せてしまう。51分、自陣右サイドを突破され、カットインからシュートを打たせてしまう。ボールは、枠から外れ難を逃れる。53分には、立て続けの相手CKに危ない局面が続いたが、17藤田のゴールカバーと21田村のセーブで、得点を与えない。相手にペースを握られたまま攻撃に移れないア女は、苦しい時間が続く。62分、自陣右サイドを突破され相手にシュートを放たれる。21田村の見事な反応でゴールを守る。67分、攻撃に新たなテンポを生み出すべく8白井→12大森の交代を行う。飲水終了後にも中盤での激しい攻防が続く。78分、12大森の前線からのプレッシングで流れを掴み、79分には13木南が身体を張ってボールを前線へ送り、12大森と26千葉がゴール前へボールを押し込む。そのこぼれ球を19淀川が左足で冷静にシュート。ペナルティーエリア外から放たれたシュートは、ネットに突き刺さった。待望の追加点を得て2-0となる。このまま試合を終えられると思ったが、81分、自陣ペナルティエリア内のファウルによって、PKから失点してしまい2-1。相手は、試合終了に向け再び勢いにのり、83分、自陣右サイドにスルーパスを通され、フリーでシュートを打たせてしまう。これを冷静に決められ、2-2と同点に追い付かれる。さらに86分には、ゴール前で相手のショートパスに翻弄され、良い状態でのシュートを許す。21田村が一度は弾くも、相手に頭で押し込まれ、2-3と逆転されてしまう。88分、26千葉→20澤田の交代を行う。残されたわずかな時間でゴールを目指すも、追いつくことはできなかった。結果、立て続けに3点を奪われ2-3で試合終了。
リーグ首位の相手に2点を奪う勢いを見せたア女だが、局面ごとのわずかなミスや連携の緩みといった小さな積み重ねから、終盤で3失点を許す形となってしまった。関東リーグ初勝利まであとわずかのところで突き放されただけに、選手たちは悔しさを滲ませた。週末2敗と現実を突きつけられたア女、この曇天から抜け出すべく、課題と向き合っていかなければならない。眩しい笑顔でピッチを照らすために、勝利に貪欲に、私たちは闘い続ける。
この試合の写真一覧
画像をクリックして拡大画像をご覧ください。(拡大画像をクリックすると元に戻ります)