2023年 第29回関東女子サッカーリーグ 第2節 vs神奈川⼤学

この試合の戦評

暖かな日差しが差し込む中、関東リーグ前期第2節、神奈川大学戦がホーム東伏見グラウンドで行われた。昨日行われた関カレとの土日連戦で迎えた今節。今シーズン初めての勝利を目指し、内容と結果の両方にこだわることを意識してチーム一丸となって臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。開始早々、相手に押し込まれシュートを放たれるも16丸山のセーブによりピンチには至らない。その後コーナーキックを獲得されるが堅守し事なきを得る。4分、26千葉と17藤田が右サイドを崩し、クロスを上げるも相手DFに阻まれる。また、6分に左サイドの高い位置でスローインを獲得し22阪本がクロスを上げるも相手GKにキャッチされる。攻め込まれる時間が続くが、4堀内、15小林を中心とした粘り強い守備で相手にチャンスを与えず、両者一歩も譲らない拮抗した展開が続く。ところが25分、左サイドで相手にボールを奪われシュートを打たれる。しかし、枠を外れ失点には至らない。さらに39分、右サイドを相手に崩されコーナーキックを与えてしまう。折り返されたボールを相手に拾われゴール前で混戦となり失点。前半のうちに追いつきたいア女。43分、中央でボールを受けた12大森がドリブルで前進し、そのままミドルシュートを放つも相手GKのセーブに阻止される。45+1分、自陣左サイドから相手にロングシュートを打たれるも16丸山の好セーブによって失点を免れる。先制を許したまま追いつくことができず0-1で前半終了。

ハームタイムにはコーナーキックの修正を行い、果敢に攻撃を仕掛け得点を奪うことを再確認し更にギアを上げて後半に臨む。また、22阪本→18栗田の交代を行う。

後半はア女ボールでキックオフ。後半開始から一進一退の攻防が続く。46分、左サイドでフリーキックを獲得すると18栗田のボールに26千葉が反応するも枠を捉えることができない。49分、相手に右サイドでチャンスを作られるも4堀内の厳しい対応で難を逃れる。しかし51分、相手に左サイドを崩されコーナーキックを獲得されてしまう。ヘディングで一度は弾き返すも、こぼれ球に反応した相手にシュートを打たれ失点。同時刻に、17藤田→27新井の交代を行う。相手に攻め込まれ苦しい時間帯が続くが、16丸山の好セーブやディフェンスラインの献身的な守備によりピンチを逃れる。61分、29川本が中央でボールを奪い27新井に繋ぐと積極的な仕掛けからコーナーキックを獲得する。18栗田のボールに5田頭が頭で合わせるもボールはゴール右へ逸れる。67分、12大森→8白井の交代を行う。69分、ビルドアップミスから相手にボールを奪われ、16丸山と1対1になりシュートを打たれるが4堀内の体を張ったゴールカバーによってピンチを切り抜ける。なかなかボールを奪えず苦しい時間が続くア女。すると74分、18栗田が積極的な仕掛けからロングシュートを放つ。このシュートは惜しくもゴール横へ逸れる。83分、26千葉→28﨑岡の交代を行う。89分、自陣でボールを奪われ何度も攻め込まれるが、固い守備でゴールを割らせない。90+1分、18栗田のドリブルからコーナーキックを獲得したア女。こぼれ球を19淀川が反応するも、ボールは惜しくもゴール上へ。続く90+2分、28﨑岡が放ったシュートのこぼれ球に19淀川が反応しゴールに押し込み得点。最後まで粘るも追いつくことができず、1-2で試合終了。

セットプレーから2失点を許し、悔しい敗戦となったが、同時に多くの成果と課題を得られた試合となった。来週の2連戦に向け全員で良い準備をし、限られた時間の中でも一つ一つ積み上げ、来週こそは必ず白星で飾りたい。

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