早稲田 | 3 | 1 – 0 2 – 1 |
1 | バニーズ群馬FC |
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(21分)笠原 綺乃 (74分)笠原 綺乃 (87分)高橋 雛 |
得点 | (85分) | ||
警告・退場 | ||||
13 | シュート | 7 | ||
7 | GK | 7 | ||
4 | CK | 2 | ||
7 | 直接FK | 9 | ||
3 | 間接FK | 5 | ||
1 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 1 | 近澤 澪菜 |
DF | 2 | 夏目 歩実 |
DF | 13 | 浦部 美月 |
DF | 15 | 田頭 花菜 |
MF | 7 | 三谷 和華奈 |
MF | 8 | 井上 萌 |
MF | 14 | 笠原 綺乃 |
MF | 19 | 築地 育 |
MF | 26 | 宗形 みなみ |
FW | 10 | 高橋 雛 |
FW | 11 | 吉野 真央 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 21 | 丸山 翔子 |
DF | 33 | 淀川 知華 |
MF | 17 | 木南 花菜 |
MF | 18 | 白井 美羽 |
FW | 20 | 大森 美南 |
FW | 23 | 栗田 彩令 |
FW | 27 | 生田 七彩 |
分 | OUT | IN |
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63 | 三谷 和華奈 | 白井 美羽 |
81 | 築地 育 | 生田 七彩 |
この試合の戦評
皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会1回戦が宮城県のセイホクパーク石巻 石巻フットボール場で行われた。対する相手は、なでしこリーグ1部に所属するバニーズ群馬FCホワイトスター。今年のチームの目標の1つである皇后杯ベスト8に向けて、最初の一歩を踏み出すべく挑戦者として試合に臨んだ。
前半は相手ボールでキックオフ。開始早々の2分、ア女は良い入りをみせる。11吉野の突破からCKを獲得。相手GKが弾いたこぼれ球を15田頭がシュートを打つが、惜しくもクロスバーの上へ。しかしその直後の4分、自陣でのミスから相手にボールを奪われ、1対1となる。これには1近澤が足で反応して弾き出し、なんとか失点を免れる。その後も10髙橋、11吉野を中心とした攻撃で立て続けにシュートを放ち、得点には至らないが、試合はア女ペースで進む。そして21分、右サイドでボールを受けた7三谷が自ら縦に仕掛けてボールを運び、ゴール中央へマイナスのクロスを上げる。これに走り込んできた14笠原が丁寧に合わせて流し込み1-0とする。23分、10髙橋の正確なクロスに19築地が頭で合わせるが、これは惜しくもゴール右へ逸れ、追加点とはならない。前半の終了が近づくにつれ、相手に押し込まれる時間が続くが、DFラインを中心とした堅い守備でゴールを割らせない。40分、相手にCKを与え良いボールが上がるが、7三谷がヘディングで大きくクリアしピンチを凌ぐ。ア女が1点のリードを保ったまま前半終了。
HTには、フリーの選手を有効活用してチーム全体で繋がりを持ってプレーすること、そして中盤の守備の強度をさらにあげることを再確認し、後半に臨む。
後半も果敢に攻撃を仕掛け追加点を狙いに行くア女。開始早々46分に、7三谷が右サイドからクロスを上げると、相手GKに弾かれCKを獲得。8井上のキックは相手にクリアをされてしまうものの、良い入りを見せた。さらに50分、10髙橋のクロスに14笠原が合わせるも、惜しくも相手GKに弾かれる。ここでもCKを獲得し混戦となるも、得点には繋がらない。63分には、7三谷→18白井の交代を行い、その後も良い形で攻撃するシーンを多くつくる。68分、早稲田のCKから相手のハンドによりPKを獲得。しかし、10髙橋のPKは相手GKの好セーブを喰らい、追加点のチャンスを阻まれる。相手にボールを持たれる時間も増える中、気持ちを切らさず、74分、中央でボールを持った14笠原のロングシュートが綺麗にゴールへと吸い込まれ、2-0とリードを広げる。疲労が見え始めたア女は、81分、19築地→27生田の交代を行い再び勢いをつける。しかし、85分、右サイドからクロスをあげられると、ファーでフリーになった相手にヘディングで合わせられ、失点。その直後、87分に、右サイドでボールを持った11吉野がドリブルでサイドを突破し、クロスをあげる。10髙橋が合わせ、ゴールネットを揺らす。失点直後の追加点ですぐに相手を突き放し、3-1とする。その後も積極的なプレーを続け、90+1分、27生田が右サイドを突破しシュートを放つも、惜しくも相手GKの正面。最後まで集中を切らさず、3-1で試合終了。
負けたら終わりの皇后杯の一回戦。緊張感、プレッシャーのかかる中、見事に勝ち切ることができた。目標である皇后杯ベスト8、そしてWEリーグチーム撃破に向けて、大きな一歩となった。来週には1回戦で札幌大学に6-0で勝利を収めたなでしこリーグ1部朝日インテック・ラブリッジ名古屋との対戦が控えている。次の試合もベストを尽くすべくチーム全員で準備していく。
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