2022年 第36回関東大学女子サッカーリーグ 第15節 vs東洋大学

この試合の戦評

関東大学女子サッカーリーグ後期第4節がホームで行われた。対する相手は首位の東洋大学。今シーズンラストの関カレ、勝ち点3を掴みにチーム一丸となり挑んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。試合序盤から、両者激しい攻防が続く。11分、8井上が遠目の位置からミドルシュートを狙うが相手ゴールキーパーにキャッチされる。19分、相手の左サイドからゴール前へスルーパスが通るが、1近澤の素早い反応でことなきを得る。29分、19築地が中央でスライディングしながらボールを奪取し、11吉野へボールを預ける。そのままシュートを打つが惜しくも枠を捉えきれない。相手にボールを保持される時間が続くア女。38分、ビルドアップのミスからシュートを打たれるが4堀内と2夏目の体の張ったプレーで大事には至らない。しかし、41分、相手の右サイドからのクロスをヘディングで合わせられ、失点。0-1となる。追加点を奪って試合を折り返したいア女だが、このまま前半終了。

HTには、守備のかけ方や、ポジショニングの修正、攻撃のパターンを話し合い、チーム全員で点を取り返しに行くことを共有した。また、18白井→26宗形の交代を行う。

後半はア女ボールでキックオフ。試合開始早々、相手に中央突破されるが、粘り強い守備でピンチを防ぐ。59分、26宗形から10髙橋へパスが通り、シュートを打つが相手GKに阻まれる。そのままCKを獲得し、こぼれたボールを5船木がシュートを放つも、再度相手GKのセーブにより得点には至らない。71分、5船木がボールを持つとペナルティエリア外からミドルシュートを放つが、クロスバーに阻まれる。そのこぼれを26宗形が拾い左足でミドルシュートを打つも、相手GKに阻まれる。この後も相手のゴールに迫るものの、得点を奪えず0-1で試合終了。

両者拮抗した試合だったが、この激しい攻防の中、少ないチャンスをものにした相手に軍配が上がった。関東大学女子サッカーリーグ最終戦。そして今シーズン関カレホーム最終戦。勝利を手にし、次の皇后杯本戦、インカレに繋げたかったのが正直なところだ。しかし、今日の敗戦を次に繋げられるかは自分達次第である。これからは負けたら終わりの戦いが始まる。この敗戦を真摯に受け止め、次への勝利につなげたい。

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