早稲田 | 1 | 0 – 0 1 – 0 |
0 | 東京国際 |
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(67分)高橋 雛 | 得点 | |||
警告・退場 | ||||
8 | シュート | 4 | ||
5 | GK | 8 | ||
3 | CK | 0 | ||
2 | 直接FK | 4 | ||
3 | 間接FK | 4 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 1 | 近澤 澪菜 |
DF | 2 | 夏目 歩実 |
DF | 4 | 堀内 璃子 |
DF | 8 | 井上 萌 |
DF | 15 | 田頭 花菜 |
MF | 6 | ブラフ シャーン |
MF | 14 | 笠原 綺乃 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
FW | 10 | 高橋 雛 |
FW | 11 | 吉野 真央 |
FW | 27 | 生田 七彩 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 21 | 丸山 翔子 |
DF | 17 | 木南 花菜 |
DF | 22 | 藤田 智里 |
DF | 28 | 小林 舞美 |
MF | 18 | 白井 美羽 |
MF | 20 | 大森 美南 |
FW | 23 | 栗田 彩令 |
分 | OUT | IN |
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57 | 生田 七彩 | 木南 花菜 |
この試合の戦評
皇后杯関東予選準決勝が群馬県のコーエィ前橋フットボールセンターで行われた。対する相手は、東京国際大学。先月の関カレ後期第3節では、1-1のドローで終わっており、再戦決着戦の形となった。昨日、皇后杯本戦への切符を獲得したところだが、今大会のトーナメント戦を度外視し、むしろその関カレの雌雄を決したいところだ。
前半は相手ボールでキックオフ。良い試合入りを見せ、開始早々から相手ゴールに迫るア女。2分、連携した守備でボールを奪い、27生田がクロスを上げる。これは中の選手と合わず、相手にクリアされる。8分、中央で8井上、9廣澤がテンポを作り、右サイド15田頭へ展開。そのままクロスを上げ、最後は27生田がシュートを放つも枠を捉えられない。その後も、幾度かクロスから相手ゴールに迫るシーンを作り出す。16分、ビルドアップミスから相手ボールになりかけるも1近澤の予測でピンチを凌ぐ。その後も、ア女のボール支配率が相手よりも圧倒的に高いが、なかなかゴールを奪えない時間が続く。大きくクリアしてくる相手のボールには、DF陣の声かけと落ち着いた対応で相手にチャンスを作らせない。36分、中央でボールを失いカウンターを受けそうになるも、4堀内が体を入れ切り、すぐマイボールにする。前半のうちに得点が欲しいア女は、果敢に相手ゴールへ迫る。38分、10髙橋が中央でボールを受けると、前線にいる9廣澤へ。ドリブルから相手キーパーと1対1になりかけるも、相手DFの守備によりシュートまでは至らない。0-0のまま前半終了。
HTには、前線の距離感を意識すること、セカンドボールへの反応を早くすることを共有する。また、焦らずにボールを支配してゴールを奪いに行くことも再確認し、後半へ臨む。
後半はア女ボールでキックオフ。46分、ペナルティエリア付近でボールを受けた15田頭が自ら中へ持ち込み左足で放ったシュートは、惜しくもゴール右脇に逸れる。後半開始から、11吉野の突破とタメを作るプレーで全体を押し上げ、攻撃に勢いをもたらすア女。60分、CKを獲得。8井上のキッカーに6ブラフが合わせるも、得点には至らない。57分、27生田→17木南の交代を行う。64分、17木南の縦パスから8井上、11吉野、10髙橋の連携で突破を試みるもシュートまで行くことができない。66分、自陣左サイドを突破されシュートを打たれるも1近澤が冷静にキャッチ。その後、チャンスが訪れる。67分、14笠原のパスに反応し、縦に抜け出した10髙橋が右足を振り抜く。放ったシュートはゴール左に突き刺さり、待望の先制点を奪う。1-0となる。失点の焦りからか、更に勢いづく相手に対しては、DF陣と1近澤を中心とした固い守備で相手の攻撃の芽を摘む。そして球際、セカンドボールで相手を上回るア女。81分、11吉野の収めから左サイドに抜け出した9廣澤がGKと1対1になる。放ったシュートは相手GKのファインセーブにあい、惜しくも追加点とはならない。79分、FKを獲得。8井上の正確なボールに6ブラフがヘディングで合わせるも惜しくもゴールを外れる。終了間際、相手は猛攻を仕掛けてくる。80+2分、自陣右サイドで相手にFKを与えるが、全員が集中した守備を見せ、ピンチを凌ぐ。そのまま1-0で試合終了。
連戦という厳しいスケジュール、台所事情も悪い中、総力戦で勝利を収められたことは間違いなく収穫であり自信となった。両チーム共お互いの癖が分かり合っている中で、戦略・戦術の真価が問われたが、当方に勝利の女神が微笑んでくれた。決勝の舞台に立てる喜びを全員で噛み締めたい。東伏見で今回出た課題と向き合い、アップデートしていく。前へ前へと、また繰り返し「イメージと技術の解離を無くしていくこと」に変わりはない。ア女はツワモノになる!前進あるのみ!
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