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2022年 第28回関東女子サッカーリーグ 第5節 vs神奈川大学

2022年8月21日(日) 17:00キックオフ @東伏見グラウンド vs神奈川大学
早稲田 3 0 – 0
3 – 2
2 神奈川
(53分)高橋 雛
(85分)吉野 真央
(89分)高橋 雛
得点 (72分)
(75分)
  警告・退場  
14 シュート 8
5 GK 8
6 CK 2
2 直接FK 7
8 間接FK 4
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 21 丸山 翔子
DF 4 堀内 璃子
DF 8 井上 萌
DF 17 木南 花菜
DF 22 藤田 智里
DF 28 小林 舞美
MF 20 大森 美南
MF 29 阪本 環
FW 9 廣澤 真穂
FW 23 栗田 彩令
FW 27 生田 七彩
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 近澤 澪菜
DF 2 夏目 歩実
DF 5 船木 和夏
DF 30 馬場 祥華
MF 18 白井 美羽
MF 25 澤田 美海
FW 10 高橋 雛
FW 11 吉野 真央
選手交代
OUT IN
45 堀内 璃子 夏目 歩実
45 生田 七彩 高橋 雛
67 廣澤 真穂 吉野 真央

この試合の戦評

関東女子サッカーリーグ前期第5節がホームで開催された。対する相手は神奈川大学。人数が少ない中でも連戦を戦い抜くために、今節もチーム一丸となって総力戦で挑んだ。

前半はア女ボールでキックオフ。序盤から果敢にゴールを目指すア女は5分、8井上のスルーパスに反応した9廣澤がシュートを打つが、オフサイドの判定となる。7分、22藤田のロングパスを右サイドの20大森がワンタッチでゴール前へと流す。抜け出した27生田がシュートを放つも、相手GKに弾かれる。14分、相手陣内から右サイドを崩されるも、4堀内の体を張ったディフェンスにより事なきを得る。23分、27生田のスピードを生かした相手を置き去りにするドリブルからCKを獲得する。8井上の弧を描いたボールを17木南がヘディングで合わせるも、得点には至らない。徐々に相手に攻め込まれる時間が続く中、29分、ゴール前へのアーリークロスから抜け出した相手FWがゴールを狙うも、21丸山の絶妙な飛び出しによりピンチを免れる。その後は、8井上の両サイド裏を狙ったロングボールを中心とした攻撃を仕掛けるア女。すると46分、28小林のスルーパスに反応した9廣澤が23栗田を狙ったクロスボールを入れる。23栗田のシュートは惜しくも枠を捕えることが出来ず、0-0で前半終了。

HTには、上級生を中心に前半の振り返りを行い、攻守にわたる中盤のポジショニングや、SHの牽制のかけ方を確認し合った。また、4堀内→2夏目、27生田→10髙橋の交代を行い、後半に臨む。

後半は相手ボールでキックオフ。開始早々、両者猛攻が続くが53分、ついに試合が動く。自陣からドリブルで持ち出した10髙橋が、右サイドを駆け上がる9廣澤へ預ける。再びパスを受けた10髙橋が冷静にゴール左端へシュートを突き刺す。待望の先制点が生まれ、1-0となる。その後も、9廣澤、10髙橋を中心に果敢に攻め続けるア女。63分には20大森が、65分には23栗田がそれぞれ豪快なシュートを打つが、いずれも枠を捕えることは出来ない。67分、9廣澤→11吉野の交代を行う。追加点を狙いたいア女であったが、72分相手に右サイドを突破され、ゴールエリア中央へ流し込まれたボールをダイレクトで合わせられ、強烈なシュートを打たれる。21丸山が触ったものの、ボールはゴールネットを揺らし、失点。1-1となる。続く75分、ペナルティエリア手前のファウルにより相手に直接FKを与えてしまう。ニアに放り込まれたボールを華麗に合わされ、立て続けに失点。1-2となる。何とか立て直したいア女だが、中々自分たちのペースをつかめない。77分、再び相手に攻め込まれるが、21丸山の冷静な判断によりゴールを割らせない。79分、11吉野からスルーパスを受けた11髙橋が左サイドの23栗田へダイレクトで流す。23栗田のシュートは相手GKのファインセーブにより跳ね返され、こぼれ球を押し込むもゴールネットを揺らす事は出来ない。しかし、この攻撃を機にア女は反撃の狼煙を上げる。85分、8井上の絶妙なロングボールに反応した11吉野がキーパーの頭上を超えたシュートを放つ。そのボールを追う相手DFを抑えて、最後は気持ちの入ったヘディングで押し込み得点。2-2の同点となる。勢いに乗ったア女はその後も攻撃の手を緩めない。89分、相手ゴール前で29阪本が10髙橋に縦パスを送る。相手DFのプレッシャーを受けながらも、GKの逆を突くシュートで、ボールはゴール右端へ転がる。相手GKは1歩も動けず、ついに逆点。3-2となる。その後は両チームとも必死に相手ゴールに迫るが得点には至らず、そのまま試合終了。

先制点を挙げるも、短時間で立て続けに失点し逆点された。しかし、ピッチに居る者はもちろん、グラウンドにいるチーム全員が下を向かずに、勝利に拘って最後までゴールを目指し続けた。その結果、劇的な勝利を飾ることが出来たのだ。2日後には、日大戦が控えている。次節まで時間が無いが、今節で見つかった課題を修正して、いかなる状況でも下を向かずに諦めない姿勢をみせ、過密日程の最終節を乗り切りたい。

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