JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第9節 vs順天堂大学

この試合の戦評

前節の駒澤大戦は勝ち点1を分け合う結果となり、現在3試合連続で引き分けている早稲田。今節こそリーグ戦初勝利を掴み取るため、この1週間チーム全員で準備してきた。今節の相手は順天堂大。3連戦の初戦を勝利で飾り、良いスタートを切りたい。

前半序盤から早稲田がボールを保持する展開が続く。前半2分、早稲田2森のクロスに7安斎が合わせるも、惜しくもゴール左上に外れる。前半9分、早稲田2森のCKから9奥田のヘディングシュート。一度は相手に阻まれるも、そのこぼれ球に反応した6平松のシュートが決まり、待望の先制点を奪う。その後も試合を支配し相手ゴールに迫るが、得点には至らない。終盤は両チーム譲らず拮抗した展開が続き、そのまま1-0で前半を折り返す。

前半序盤に早稲田6平松のゴールで先制に成功し、その後もボールを保持して試合を優位に進めた早稲田。後半も交代選手を中心にゴールを目指し、必ず勝利を掴み取りたい。

後半開始早々からチャンスを作る。後半1分、早稲田10植村が前線からのプレスでボールを奪い、パスを受けた7安斎がシュートを放つが、ゴール右上に外れる。後半５分にはドリブル突破で抜け出した早稲田2森のパスを受けた10植村がシュートを放つも、相手DFに阻まれる。その後も早稲田7安斎、10植村を起点にチャンスを作るも、得点には至らない。後半中盤から徐々に順天堂に押し込まれる展開が続く。後半23分、順天堂25のシュートを早稲田1ヒルが防ぐも、こぼれ球を順天堂11に押し込まれ失点を許す。その後も攻め込まれる時間が続くが、早稲田22平瀬、40監物を中心とした粘り強い守備で追加点を与えない。すると後半37分、途中出場の早稲田11西堂のミドルシュートで起死回生の勝ち越しゴールを奪う。試合終了間際には同じく途中出場の早稲田17駒沢が角度のないところからゴールを決め、そのまま3-1で試合終了。

1度は同点に追いつかれるも、途中出場の早稲田11西堂、17駒沢のゴールで順天堂に勝利し、念願のリーグ戦初勝利を掴み取った早稲田。次節は6月15日(水)に行われる桐蔭大戦。中3日と厳しい日程ではあるが、チーム一丸となって良い準備をしたい。

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