早稲田 | 0 | 0 – 0 0 – 1 |
1 | 東洋 |
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得点 | (52分) | |||
警告・退場 | ||||
9 | シュート | 10 | ||
12 | GK | 9 | ||
1 | CK | 4 | ||
4 | 直接FK | 3 | ||
4 | 間接FK | 0 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 16 | 石田 心菜 |
DF | 2 | 船木 和夏 |
DF | 10 | 加藤 希 |
DF | 22 | 夏目 歩実 |
DF | 29 | 田頭 花菜 |
MF | 7 | 蔵田 あかり |
MF | 8 | 並木 千夏 |
MF | 18 | 三谷 和華奈 |
MF | 30 | 築地 育 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
FW | 11 | 高橋 雛 |
POS | NO. | 選手名 |
---|---|---|
GK | 21 | 丸山 翔子 |
DF | 4 | 堀内 璃子 |
DF | 20 | 浦部 美月 |
MF | 6 | ブラフ シャーン |
MF | 17 | 井上 萌 |
MF | 19 | 笠原 綺乃 |
MF | 26 | 木南 花菜 |
MF | 28 | 白井 美羽 |
FW | 15 | 吉野 真央 |
分 | OUT | IN |
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45 | 三谷 和華奈 | 吉野 真央 |
56 | 築地 育 | ブラフ シャーン |
68 | 蔵田 あかり | 木南 花菜 |
この試合の戦評
関カレ後期第10節がホームである東伏見で行われた。対する相手は東洋大学。前期は0-0のドローという結果で終わっている。2021年シーズンのア女にとって、ホームで戦える試合も残りわずかである。それぞれの立場でやるべきことを体現し、チーム全員で勝利を掴みにいくべく、試合に臨んだ。
前半は相手ボールでキックオフ。試合開始序盤から、両チームピッチやベンチから熱い声援がグラウンドに鳴り響き、白熱した試合となる。8分、相手にファーストシュートを放たれる。13分、展開してきたボールを7蔵田がシュートを放つも、惜しくもキーパーに阻まれる。相手のプレスを掻い潜るように、DFラインを中心にビルドアップを試みるア女。それに対し、相手は前からプレスをかけてくる。15分、相手にCKを与える。ペナルティエリア外からシュートを放たれるも、16石田が冷静にキャッチ。その後も相手の猛攻を受ける。20分、ア女右サイド大外に走り込んだ選手へ高いボールが渡り、ゴールファーサイドへのシュートは、16石田がファインセーブ。22分、チャンスが生まれる。11髙橋からフリーで受けた18三谷が相手を交わしフリーでクロスを上げるも相手GKにキャッチされる。その後、耐える時間帯が続く。27分、相手にCKを与え、最後はシュートを放たれるも枠外に助けられ、事なきを得る。その後、少しずつ攻撃のリズムを作り出すア女。46分、ア女左サイドから崩しにかかり、シュートまで行くも、得点には至らない。苦しい時間が続く中、相手に攻め込まれるシーンが続くが、全員で体を張り、簡単にゴールを割らせない。0-0のまま前半終了。
HTには、守備でのクリアの位置を共有することや、ビルドアップ時のポジショニングや動かし方を確認。また、18三谷→15吉野の交代を行い、点を奪いに行く。
後半はア女ボールでキックオフ。後半開始直後から、CKを得て良い流れに乗るア女。しかし53分、自陣ペナルティエリア付近で混戦が続く。なかなかボールを奪えず、混戦の中でシュートを放たれ失点。相手に先制を許し、0-1となる。57分、30築地→6ブラフの交代を行う。58分、自陣低い位置から15吉野が大きなボールを受け体を張って収める。ボールを受けた7蔵田が自ら持ち込み、右足を振り抜くが惜しくもボールはゴール上。61分、9廣澤がボールを受け、強烈なシュートを放つも、惜しくもバーに叩かれる。少しずつア女ペースを掴んでいく。66分、2船木、9廣澤、11髙橋、8並木のコンビネーションで左サイドを崩し、ペナルティエリアへ侵入し、最後は9廣澤がシュートを放つも枠を捉えられない。68分には、10加藤のアーリークロスに反応した15吉野が収め自らシュートに持っていくも得点には至らない。相手ゴールまで脅かすシーンが幾度も出てくるがなかなかネットを揺らすことができない。78分、7蔵田→26木南の交代を行う。その後もピッチ内外から声が飛び交う。その後も、果敢に相手ゴールまで侵入し、得点の匂いを漂わせるア女。試合終了間際、最後の猛攻を仕掛ける。90+3分、8並木が放ったシュートは左ポスト横に外れる。得点を奪えないまま0-1で試合終了。
思い描いていた青写真はスルリと手中から消え、空を掴む結果となった。ボタンの掛け違い、狂った歯車とでも言おうか。それがもたらしたものは認めたくないが、自力優勝を遠ざける連敗。しかし負のバイオリズムがこのまま続くわけがない。常に前を向き、何度転んでも起き上がるチームであることをア女は示していく。あと全部勝つとは言わない。目の前の試合に一戦必勝で向き合うのみだ。