早稲田 | 2 | 1 – 1 1 – 0 |
1 | 青山学院 |
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(18分)奥山 政幸 (73分)榎本 大希 |
得点 | (41分) | ||
警告・退場 | (67分) (84分) (91分) |
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11 | シュート | 3 | ||
9 | GK | 12 | ||
9 | CK | 2 | ||
19 | 直接FK | 16 | ||
3 | 間接FK | 1 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 1 | 松澤 香輝 |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
DF | 3 | 金澤 拓真 |
DF | 6 | 三竿 雄斗 |
DF | 12 | 八角 大智 |
MF | 4 | 中田 航平 |
MF | 8 | 近藤 洋史 |
MF | 14 | 田中 太郎 |
MF | 18 | 小松 聖音 |
FW | 9 | 上形 洋介 |
FW | 10 | 榎本 大希 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 16 | 阿部 雄太 |
DF | 17 | 望月 理人 |
DF | 22 | 小川 弘志 |
MF | 5 | 池西 希 |
MF | 11 | 竹谷 昴祐 |
FW | 19 | 山内 寛史 |
FW | 25 | 宮本 拓弥 |
分 | OUT | IN |
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79 | 上形 洋介 | 宮本 拓弥 |
この試合の戦評
アミノバイタル杯 7位決定戦vs青山学院大学。
総理大臣杯本戦への出場権をかけた大きなプレッシャーのもとで行われた一戦。
試合開始から、積極的なプレス、スピーディな攻撃で強みを表現していた早稲田は徐々に試合のペースを握っていった。
ボールを奪われても相手に大きなチャンスを作らせる前に阻み、早稲田ペースでの試合展開。
この早稲田ペースの中、ついにスコアが動く。
前半18分、相手陣右サイドで獲得したFKを8近藤洋がゴール前へ蹴り込む。
これは先に相手に触られるもこのこぼれ球に反応した9上形がゴール左からグラウンダーで折り返す。
そしてファーサイドで相手のマークを外していた2奥山がこれを冷静に決め先制点。
こぼれ球への反応が明らかに早稲田の選手のほうが早かった。
勝たなければならない、ゴールを決める、そんなエネルギーを強く感じられた得点であった。
しかし、このリードのまま前半を折り返すかと思われた前半44分。
ペナルティエリア手前でボールを持った青学大18が味方とのワンツーで一瞬マークを外すとエリア外中央から右足でシュート。
勢いはなかったもののしっかりとゴール左隅を捉えられたこのシュートはゴールネットを揺らした。
終了間際に追いつかれ前半終了。
悔しい同点弾となってしまう。
このまま相手へペースを渡したくない早稲田は、後半も攻守においてアグレッシブな姿勢を保つ。
青学大の質の高いスルーパスを中心にゴールを脅かされるシーンもあったが、堅い守備でゴールを割らせない。
そんな中迎えた後半28分。
チームを救ったのはまたしてもエース10榎本であった。
右サイドでボールを持った14田中太からのパスをペナルティエリア内で受けるとゴール右側から左サイドネットへ的確なグラウンダーのシュート。
相手GKも大きく飛んだがこれには届かずゴールに吸い込まれた。
待望の勝ち越し点となった。
この点のあともなお早稲田は攻守においてハードワークを続ける。
青学大も同点に追いつくべく、巧みなパス回しからチャンスを作り出す。
しかし、そのチャンスをものにはさせなかった。
1点リードのまま試合終了のホイッスル。
2-1の勝利で総理大臣杯本戦への出場権を獲得した。
ここまで二連敗、負ければ本戦出場を逃すという苦しい状況の中行われた一戦。
そんなプレッシャーの中でも、ボールを奪い、すばやくゴールへ向かう、早稲田らしい姿勢を崩すことなく闘い抜き、勝利を勝ち取ることができた。
ギリギリで本戦出場を決める形となったが、この大会での二敗で味わった苦しさ、悔しさをしっかりと胸に刻み、糧にしていかなくてはならない。
そして本戦では、今大会果たすことのできなかった優勝を勝ち取るためにチーム一丸となって突き進んでいく。
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