「アミノバイタル」カップ2013 第2回関東大学サッカートーナメント大会 順位決定戦 vs法政大学

この試合の戦評

総理大臣杯への出場権をかけた順位決定戦vs法政大学。

序盤は相手の巧みなパスワークに翻弄され、なかなかチャンスメイクできずに試合が進む。
その流れのまま前半13分、自陣右サイドを崩されクロスを受けた法政24がシュート。
そのボールが法政17に当たり先制点を許す。

さらに前半18分にはゴール前の混戦から抜け出した法政15がシュートしまたも失点。
前半折り返しまでに2点を与えてしまう厳しい展開に。

しかし8近藤洋、9上形を中心に積極的なアクションを起こし続けチャンス場面が次第に増えていく。

そして前半も残りわずかとなった44分。
7近藤洋のコーナーキックを3金沢がヘディングシュートしゴール。
この得点を機に直後の前半45分。
9上形のサイドチェンジからボールを受けた今季初スタメンの14田中太がシュートし起死回生の同点ゴールを決め、試合を2-2の同点で折り返す。

後半立ち上がりは前半とは打って変わって早稲田のシュートチャンスが目立つようになる。
前節同点ゴールを放った25宮本を投入し、追加点を狙いに行く。
そして遂に後半39分、6三竿からのボールを18小松がダイレクトでミドルシュートを放ち、勝ち越しのスーパーゴールを決めた。

このまま逃げ切りたい早稲田は残り5分を切ったところで15秋岡と今大会初出場の11竹谷を投入。
ラストスパートをかける。
しかし後半45分、相手のロングスローのこぼれ球を法政5がダイレクトでシュートし失点。
同点となってしまい、試合は振り出しに。

さらにその直後、ディフェンス陣の裏を抜け出されゴール前へ進入されると、そのまま追加点を許し逆転されてしまう。

最後の1秒まで相手ゴールに迫り続け、諦めなかった早稲田イレブン。
しかしそのまま無念のゲームセット。
勝利を目前にし、最後の最後に涙をのむゲームとなった。

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